ＳＵＰＥＲ ＧＴ 第５戦 スポーツランド菅生 SUGO GT 300km Race 2007.7.28-29
7月の杜の都。暑すぎます。日本中どこに行っても猛暑です。
AM8：45仙台駅前発、満員の宮城交通臨時バスに揺られること１時間弱。スポーツランド菅生に到着。
心臓破りの坂を登る元気は既に失せ、巡回バスに乗るための長い行列の最後尾に自然と足が向きます。
ゲートからパドックまで駆け上がった青春の日々はもう帰ってきません・・・。
予選・決勝とも、今回はひさしぶりにSPスタンドから観戦＆撮影することにしました。
このSPコーナーでは、観客席下の金網にへばりついて低いアングルからマシンを狙ったり、トンネルを抜けた駐車場側 (スタンドの向かい側) から馬の背の立ち上がりを狙ったり、いろいろな撮影を楽しめるのですが、自分の場合、SPイン・アウトともに、コーナーの脱出をスタンド最上段から見おろす角度で撮るのが定番です。最上段からなら、大嫌いな金網に邪魔されることなく、ストレスフリー。周りを気にせず、思う存分レンズを振り回せます。
EF100-400ｍｍの望遠端だと少しもの足りないので、エクステンダー×1.4を取り付けて、420〜450ｍｍくらいでの望遠。今回も、置きピン＆手持ちでの撮影です。SPインもアウトも写真的にほとんど見分けがつかないのですが、縁石内側の芝生がハゲてる方がSPアウトです。
決勝朝のフリー走行のみ、菅生名物、最終コーナーを見下ろすシケインスタンド中段から。
木陰からいきなり現れ、旋回しながら駆け上ってくるマシンは迫力満点。あっという間にダンロップアーチ下に消え去っていきます。
気分はまるでクレー射撃。500mm前後の望遠、イン側の縁石に置きピンで狙ってみました。
予選1回目こそ青空が覗き日差しが強かったものの、午後になると雲が広がり、翌決勝日もはっきりしない天候のまま。
ちょうどグリッドウォークの時間、スタート直前に大雨が降り出す、あいにくのコンディション。
とはいえ、この不安定なコンディションが伝説の３ワイドを生んだともいえるわけですが・・・
決勝中の雨に備えて、SPスタンド最上段の手すりに、折りたたみ傘をテープで固定。簡易ミニテントの出来上がりです。
決勝はかなり暗く、ISO400で1/100〜80くらいまでシャッタースピードを落としてみたのですが、歩留まりの悪いこと。
周回数が81周もあったのに・・・反省すべき点いっぱいです。
セーフティーカー先導でスタートした決勝。
ペースの上がらないポールスタートの＃18TAKATA 小暮卓史を、まずは＃8ARTA ラルフ・ファーマンがオーバーテイク。
後方には＃1宝山 アンドレ・ロッテラーが迫り、あっという間に＃18をパス。
SPスタンドからは、馬の背を止まりきれずコースアウトする＃17Real、＃38ZENT、＃43ガライヤらの悲しい姿が。
菅生で数々の名シーンを生み出してきた＃1脇阪寿一と、＃18道上龍が同時にピットアウト。
すでにピットストップを終えていた＃8伊藤大輔が最終コーナーで追いつき、ストレートで3ワイドに！
現地にいながら、この名場面を生で見れなかったことが悔やまれます・・・。
直後に＃23Ｘanavi リチャード・ライアンがトラブルでリタイヤ。ここではホント、日産は勝てません・・・。
序盤から、本山が深溝タイヤで後続を抑えがんばっていただけに、残念。
その後＃1に白線カットのペナルティ！がくだされ、＃8と＃18の壮絶なバトルに。
ARTA NSXがそのままチェッカーを受け、今季2勝目。ポイントランキングのリードをさらに広げることに。
表彰台はNSXの1-2-3。 後半戦もこのままNSXが突っ走るのでしょうか？
森木美和さん ・ 月野碧さん ・ 花清真由子さん
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