モータースポーツ・オフシーズン真っ只中の1月半ば、幕張で開催された東京オートサロンに、2年ぶりに行ってきました。
カスタムカーやD1、ドリフト関係にほとんど興味の無い自分は、Ｆ１やスーパーＧＴ、フォーミュラニッポン関連の展示を期待して足を運んだのですが、以前のようにホールを借り切っての「モータースポーツ館」的なまとまった展示はなし。
GTマシンはあちこちのメーカーブースに分散していて、見て回るのにもひと苦労。
フォーミュラニッポン・ローラFN06に至っては、富士スピードウェイの狭いブースの奥に、ひっそり佇むのみ・・・。
屋外の特設コースで、松田次生＆コスモオイル・セルモのデモ走行をしていた頃（2004年？）が懐かしく思い出されます。
オートサロンが本来の「カスタムカーの祭典」に戻っただけなのかもしれませんが、モータースポーツ色が薄まったのはちょっと残念。きっとこうした役割は、お台場で開催される「モータースポーツジャパン」みたいなイベントに移っていってるのかもしれません。
それはさておき、今回の目玉は、GT500仕様 NISMO GT-Rのカラーリングの披露です。
赤と黒のコンビネーションという事前の情報から、期待半分・不安半分だったのですが、前から見た印象はZとほとんど変わらず。
後部が黒くなったことで、GT-Rのシンボルといえる丸いテールランプが、いっそう際立って見えます。
とは言え、新型GT-Rのデザインは自分的には、いまひとつ馴染めない感じ。
本山選手が乗り込み、サーキットで速さを見せてくれるようになれば、きっとカッコよく見えてくるのでしょうが・・・。
今年の＃23にはブノワ・トレルイエ選手とタッグを組むとのもっぱらの噂ですが、何はともあれ、がんばってほしいものです。
多くのGT500ドライバーがセパン合同テスト参加のため欠席するなかで、大活躍だったのが、その本山哲選手！
翌日にはセパンに向けて出発するというハードなスケジュールのなか、＠Rブースでのサイン会にNGK＆レカロトークショーと大忙し。
日産ブースで行われた荒聖治選手とのトークショーでは「2008年勝利宣言」も飛び出し、今シーズンの活躍への期待が高まりました。
フォーミュラニッポンでは本山選手、GTでは伊藤大輔選手のチーム・ルマンへの移籍も発表され、今年のチーム体制も徐々に明らかになってきました。
3月、鈴鹿サーキットで開催されるモータースポーツファン感謝デーと、その前後に行われる公式合同テストが今から楽しみです。
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