MIKA HAKKINEN ミカ・ハッキネン
Helmet Visor 2000年 アライ・ヘルメット バイザー
2000年にミカ・ハッキネンが使用したアライヘルメットのバイザーです。
おなじみカタツムリ形の直筆サインに「The Flying Finn 2000」と書き添えられています。
バイザー本体はライトスモーク色ですが、光があたると、紫がかったシャボン玉のような不思議な色に発色します。
右下に 「CARA COAT」の白いロゴ、左下には「4/0」の刻印が入っています。
飲料メーカー Schweppes＆ソフトウェア企業 SAPのロゴの入ったバイザーステッカーは、マクラーレン独特のマット仕上げ。
表面にはわずかにストーンチップと霧吹状のオイル跡が見られ、実使用品であると思われます。
Helmet Visor 2001年 ベル・ヘルメット バイザー
2001年、ハッキネンがF1最後の年に使用したBELL社のヘルメットバイザー。
銀色のペンで書かれた直筆サインに「The Flying Finn 2001」と添えられています。
本体はブルーミラー加工のスモークモデル。表面には擦りキズが目立ちますが、光線の角度で美しい青に発色します。
製品番号なのか、右端に「100955」、左端に「A」の刻印が見られます。
また、内側にはゴムで縁取られた曇り止めがついていて、ベル特有のダブルスクリーン・アンチフォグ（二重構造）になっています。
マット仕上げのバイザーステッカーには、Computer Associates のマークとロゴ。
サイドにはプリントではなく、カッティングされたマクラーレンマークが貼り付けられています。
MP4/13 Front Wing Flap 1998年 MP4/13 フロントウイング フラップ
ハッキネンがワールドチャンピオンを獲得した1998年のマシン、MP4/13のフロントウイングフラップです。
左右のミラーマンマークが黒いこのウイングは、ハッキネン車のものと思われます。
サイズは130ｃｍ×30ｃｍと大きなものですが、指でつまんで持てるくらいの軽さなのには驚かされました。
マクラーレン独特のガンメタリック＆シルバーの塗装がとても美しく、特に境目のグラデーションの精緻さは、これぞ職人技って
感じです。
エンドプレートが取り付けられる側面の仕上げも平滑で美しく、翼断面は空気の流れを感じさせる形状になっています。
アルミ部分には、「13FF24# 〜」とニードルで刻まれています。また、裏面はつや消しのカーボン地のままです。
MP4/13のフロントウイングは、ガーニーフラップの有無も含めて、サーキットによって微妙に形状が異なっています。
手元のF1モデリング誌などの資料で判断する限り、このウイングはイタリアやドイツGP（改修前のホッケンハイム）などの高速
コース仕様と思われます。
MP4/16 Rear Wing Endplate 2001年 MP4/16 リアウイング エンドプレート
ハッキネンF1最後のマシン、MP4/16のリアウイング翼端板です。
最近ではエンドプレートにカーナンバーを掲げたマシンは少なくなりましたが、ナンバーがついているとアイデンティティが感じられて
一層カッコよく見えます。
形状は単純なプレーンではなく、わずかにうねった三次元曲面。
塗装はマクラーレン独特のガンメタリックで、既述のフロントウイング同様、工芸品のようなとても美しい仕上がりです。
裏面はかなり目の細かいカーボン地のままで、左下にマクラーレンの管理タグ「16A-WR0147・・・」が貼られています。
参考までに、王冠マークのSCHUCO シューコーはドイツの模型自動車メーカー・・・ではなく建材メーカーで、2007年現在もWindows
＋Solar のロゴを追加して、マクラーレンをスポンサードしています。
LOCTITE ロックタイトは無限NSXでおなじみ、世界的な接着剤＆シール材ブランド。
WARSTEINER ヴァルシュタイナーはドイツのビールメーカー。赤いペガサスは石油ブランドMOBILE モービルのペットマークです。
ウイング調整用ホールの位置から判断すると、ハッキネンの引退レース、最終戦日本GPで使用されたものではないかと思われます。
F1modeling 誌 12号にはウイングの写真とともに、「ダウンフォースの確保に苦しむMP4-16は、鈴鹿ではリヤウイングに大型のフォワ
ードフラップを装着。翼端板のネジ穴を見ると、それも最大に立てた状態であるとわかる。」との記述があります。
こんな感じで、昔のF1専門誌やビデオ映像を引っ張り出してきて、パーツの来歴を調べたり、使用されたグランプリを推理したりするの
も、メモラビリアコレクションの楽しさだと思います。
Pit Shirts & Team Cap 1999年 マクラーレンチーム ピットシャツ ＆ キャップ
1999年マクラーレンチーム支給のピットシャツです。
ドイツのファッションブランドHUGO BOSS製のダンガリー半袖シャツで、素材はコットン100％です。
シンプルなデザインですが、 襟先の裏にボタンダウン用のスナップが隠されていたり、ネックの部分だけがワンポイントで黒くなって
いたりして、とても洒落てます。
スポンサーロゴは刺繍であしらわれていて、右胸のMobil1の「１」の部分と、左袖の「BOSS」部分のみ、シャツと同色のシルバーグレ
ーの糸が使われています。
タバコ広告規制GP（おそらくフランス）で使用されていたもので、WESTマークがミラーマンマークに変わっています。
マクラーレンが支給していたチームキャップ。サイドには＃1ハッキネンと＃2クルサードのサインが刺繍されています。
マーチャンダイズ品と違って、後部にマクラーレンマークが小さく刺繍され、調整用の金具がアンティーク風の真鍮になっています。
Promotion Cards 1997〜2001年 プロモーション ドライバーズ カード
メルセデス＆マクラーレンチームが発行していたハッキネンのプロモーションカードをまとめてみました。
メルセデスのドライバーズカードは、DTMも含めて統一されたデザインがとても美しく、気に入っています。
サインは印刷。ほとんどのカードはポストカード大で、裏面には戦績が記載されています。
