ＳＵＰＥＲ ＧＴ 第5戦 鈴鹿サーキット POKKA GT SUMMER SPECIAL 2011.8.20-21
小暮卓史＆ロイック・デュバル
＃1 ウイダーHSV-010 小暮卓史
＃23 MOTUL AUTECH GT-R 本山哲
＃36 PETRONAS TOM'S SC430 中嶋一貴
＃1 ウイダーHSV-010 小暮卓史
＃1 ウイダーHSV-010 小暮卓史
＃1 ウイダーHSV-010 ロイック・デュバル
＃1 ウイダーHSV-010 小暮卓史
＃1 ウイダーHSV-010 小暮卓史
＃23 MOTUL AUTECH GT-R 本山哲
＃23 MOTUL AUTECH GT-R 本山哲
＃23 MOTUL AUTECH GT-R 本山哲
＃23 MOTUL AUTECH GT-R 本山哲
＃23 MOTUL AUTECH GT-R ブノワ・トレルイエ
＃36 PETRONAS TOM'S SC430 中嶋一貴
＃36 PETRONAS TOM'S SC430 中嶋一貴
＃100 RAYBRIG HSV-010 伊沢拓也
＃100 RAYBRIG HSV-010 山本尚貴
＃100 RAYBRIG HSV-010 伊沢拓也
＃17 KEIHIN HSV-010 塚越広大
＃12 カルソニック IMPUL GT-R 松田次生
＃32 EPSON HSV-010 道上龍
＃35 D'STATION KeePer SC430 脇阪寿一
＃6 ENEOS SUSTINA SC430 伊藤大輔
＃8 ARTA HSV-010 小林崇志
＃8 ARTA HSV-010 武藤英紀
＃38 ZENT CERUMO SC430 立川祐路
＃46 S Road MOLA GT-R ロニー・クインタレッリ
＃1 ウイダーHSV-010 小暮卓史
＃23 MOTUL AUTECH GT-R 本山哲
＃23 MOTUL AUTECH GT-R 本山哲
＃36 PETRONAS TOM'S SC430 中嶋一貴
＃100 RAYBRIG HSV-010 伊沢拓也
＃23 MOTUL AUTECH GT-R ブノワ・トレルイエ
＃46 S Road MOLA GT-R ロニー・クインタレッリ
＃23 MOTUL AUTECH GT-R 本山哲
小暮卓史＆ロイック・デュバル
オープンピット
ホスピタリティテラス
松井ありささん 真野淳子さん
美波千夏さん 山崎麻衣さん
浜田コウさん 加藤遥さん
甲本ヒカリさん 山崎愛香さん
真夏の祭典 POKKA GT サマースペシャル 2011年 スーパーGT第5戦に行ってきました。
いつの間にやら春の開催がなくなり、年1回になってしまったGT鈴鹿ラウンド。夏のポッカに足を運ぶのは2008年以来3年ぶりのこと。予選・決勝ともに真夏の太陽が顔を出すことのないマシン撮影には残念なコンディションだったものの、レース自体は不安定な天候が様々なドラマを演出。最大延長時刻 18:30のファイナルラップまでハラハラドキドキのレースを堪能することができました。
曇天の予選土曜日。AM7:00過ぎ、白子駅前から満席の三重交通臨時バスに乗り込み、一路サーキットへ。
GPエントランス横のレセプションでホスピタリティテラスパスを引き換え、GPスクエアに所狭しと並んだ出店を冷やかした後は、オープンピットへ。レース距離が700kmから500kmに短縮されてしまったため、楽しみにしていた夜間走行はなし。当然補助灯を追加するようなマシンのモディファイもなく、ひととおり駆け足に見ただけで最終コーナー側のパドック連絡通路から観覧車横に脱出。フリー走行に間に合うようにおなじみの定番撮影ポイントへ移動することに。
AM9:55、長玉を手にしたアマチュアカメラマンと一般観客とで賑わうヘアピンコーナー立ち上がりの常設席下段に陣取り、EOS KISS X3にEF100-400mmを取り付け、300mm前後の望遠にセット。シャッタースピード1/160、露出補正−2/3。置きピン＆手持ちでマシンを待ち構えました。
天気予報通りノックアウト予選Q1後に雨が降り始め、Q2以降は完全ウェットコンディション。気温は24℃に低下。5月の第2戦富士に続いてズブ濡れになりながらのマシン撮影に。ポールを獲得したのは#46 Sroad MOLA GT-R 柳田真孝。#17 KEIHIN HSV 塚越広大、#1 ウイダーHSV ロイック・デュバル、#12 カルソニック IMPUL GT-R 松田次生、#23 MOTUL AUTECH GT-R ブノワ・トレルイエが続きました。
降雨確率80％の決勝日曜日。この日は終日ピットビル3階のホスピタリティテラスに居座り続け、8割方観戦モード。観客数は27,000人。湿度は高いものの、気温は26℃と拍子抜けするくらいの低さです。スーパーFJ決勝中にバケツをひっくり返したような雨が降り出し、レースは赤旗ストップ。ピットウォーク後も雨が降ったり止んだりのはっきりしない空模様。テラスのラウンジ席の周囲にはびっしょり濡れたポンチョやレインコートが干され、さながらビニールハウス状態に。
PM15:10、87周・500kmの決勝レースがスタート。
レース序盤は#46を先頭にGT-R勢がトップ3を走行。その後は#46 クインタレッリ⇒ #23 トレルイエ・本山⇒ #1 小暮⇒ #36 中嶋⇒ #1 小暮・デュバルと、刻々変化する路面の水量にタイヤ選択を合わせ込めたチームがレースをリードする展開に。コース各所でバトルが頻発。中でも第2スティント、本山哲 VS 小暮卓史 VS 中嶋一貴、応援する3ドライバーの接近戦には心躍るものがありました。
優勝は#1 ウイダーHSV-010 小暮卓史＆ロイック・デュバル。レース中盤、小暮はハイペースで松田・本山をオーバーテイク。セーフティーカー明けのシケインでのGT300紫電との接触は余計ながら、ファステストラップを刻みつつトップでデュバルにバトンタッチ。前戦菅生でのドタバタを払拭するような見事なレース運びで今季2勝目を飾り、ランキング2位に躍進しました。
2位はポールからスタートした#46 Sroad MOLA GT-R ロニー・クインタレッリ＆柳田真孝。終盤クインタレッリがスリックタイヤに履き替える作戦で猛追。#36 ロッテラーを押し出し2位に浮上した#12 オリベイラをS字でかわすと、トップを走るデュバルとのギャップを毎ラップ3〜4秒ずつ詰める異次元の走り。レース終了のPM18:30まで残り2周、1.8秒差まで迫ったところで雨が強まり万事休す…となったものの、大いにレースを盛り上げてくれました。
#23 MOTUL AUTECH GT-R はレース序盤、ブノワ・トレルイエが猛然とトップに立つも、本山哲のスティントでタイヤ選択を誤り、徐々に後退。トレルイエは#32との接触によるドライブスルーペナルティもなんのその、ラストラップで#39をオーバーテイクし4位でチェッカー。日産エースの面目を何とか保った感じです。
レース中はホスピタリティテラスの上段席から、ホームストレートを駆け抜けるマシンを目視しつつ、ピットロード出口のリーダーボードと背後のモニター画面で猫の目のように変わる順位をチェック。屋根つきテラスの恩恵を享受し快適に過ごせたものの、表彰式後の花火打ち上げと同時に降り出した大雨で結局ズブ濡れに。
シーズンを折り返し、ランキングトップに#46 Sroad MOLA GT-Rが立ち、ディフェンディングチャンピオン#1 ウイダーHSV-010が続く展開に。次戦は9月の富士スピードウェイ。フルウェイトが課せられる今季最後のレースでどんな戦いが繰り広げられるのか？今から楽しみです。
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