ＳＵＰＥＲ ＧＴ 第6戦 富士スピードウェイ FUJI GT 250km RACE 2011.9.10-11
＃1 ウイダーHSV-010 小暮卓史
＃1 ウイダーHSV-010 小暮卓史
＃1 ウイダーHSV-010 小暮卓史
＃1 ウイダーHSV-010 小暮卓史
＃1 ウイダーHSV-010 ロイック・デュバル
＃23 MOTUL AUTECH GT-R 本山哲
＃23 MOTUL AUTECH GT-R 本山哲
＃23 MOTUL AUTECH GT-R 本山哲
＃36 PETRONAS TOM'S SC430 中嶋一貴
＃36 PETRONAS TOM'S SC430 アンドレ・ロッテラー
＃39 DENSO SARD SC430 石浦宏明
＃46 S Road MOLA GT-R ロニー・クインタレッリ
＃100 RAYBRIG HSV-010 伊沢拓也
＃12 カルソニック IMPUL GT-R J・P・オリベイラ
＃38 ZENT CERUMO SC430 立川祐路
＃38 ZENT CERUMO SC430 立川祐路
立川祐路＆平手晃平
オープンピット
＃23 MOTUL AUTECH GT-R 本山哲
＃23 MOTUL AUTECH GT-R 本山哲
＃23 MOTUL AUTECH GT-R 本山哲
＃23 MOTUL AUTECH GT-R ブノワ・トレルイエ
＃23 MOTUL AUTECH GT-R ブノワ・トレルイエ
＃1 ウイダーHSV-010 小暮卓史
＃1 ウイダーHSV-010 小暮卓史
＃1 ウイダーHSV-010 小暮卓史
＃1 ウイダーHSV-010 ロイック・デュバル
＃36 PETRONAS TOM'S SC430 中嶋一貴
＃36 PETRONAS TOM'S SC430 中嶋一貴
＃36 PETRONAS TOM'S SC430 アンドレ・ロッテラー
＃35 D'STATION KeePer SC430 脇阪寿一
＃46 S Road MOLA GT-R ロニー・クインタレッリ
＃100 RAYBRIG HSV-010 伊沢拓也
＃12 カルソニック IMPUL GT-R J・P・オリベイラ
＃32 EPSON HSV-010 道上龍
＃6 ENEOS SUSTINA SC430 伊藤大輔
＃8 ARTA HSV-010 武藤英紀
＃39 DENSO SARD SC430 石浦宏明
プリウスコーナー
＃1 ウイダーHSV-010 小暮卓史＆ロイック・デュバル
＃1 ウイダーHSV-010 小暮卓史
＃23 MOTUL AUTECH GT-R 本山哲
＃36 PETRONAS TOM'S SC430 中嶋一貴
加藤遥さん 春菜めぐみさん
松井ありささん 浜田コウさん
関根彩蘭さん 遠野千夏さん
佐崎愛里さん 津川智香子さん
水川衿華さん 松井ありささん
台風襲来の影響で中止になった昨年のGT富士ラウンドから1年。2011年 スーパーGT第6戦の開催された富士スピードウェイに行ってきました。
予選スーパーラップでは今シーズン不振にあえいできたレクサス勢がトップ5台を独占。昨年5月のレース同様、TOYOTAモータースポーツフェスティバル的なSC430の圧勝劇に終わるかと思いきや、決勝では波乱が続出。各順位で激しいバトルが繰り広げられ、結果3メーカーが表彰台を分け合う白熱した好レースを楽しむことができました。
朝から好天に恵まれた予選土曜日。
ちょっと早すぎるかなと思いつつも、早朝6：30にはサーキットに到着。西ゲートに程近いP14に駐車し、ガラガラの場内ループバスでグランドスタンド裏へ。レーシングギアショップで新発売の小暮卓史ピンバッジを購入。特典でもらったKOGUREベアモチーフの金太郎飴を手に、オープンピットでローダウンフォース仕様のマシンチェックを終えた後は、走行開始の1時間〜30分前には出勤するドライバーをピット裏で待ち構えてのサイン収集。今やGTでしか会えない本山哲・脇阪寿一両選手から、タイミング良く前戦鈴鹿のプリントに丁寧なサインをもらえて大満足。既に強まり始める夏の日差しを浴びつつ、朝のフリー走行はプリウスコーナーへ移動。それにしても、我ながらホント変わり映えのしない行動パターンです。
AM9：15、大砲を構えたアマチュアカメラマンで賑わうプリウスコーナーのひな壇上に陣取り、定点撮影スタート。
EOS KISS X3にEF100-400mmをセットし、400mmの望遠端。シャッタースピード1/160、露出補正-1。完全逆光から斜光へと徐々に変化していく午前中の日差しに煌めくマシンを、置きピン＆手持ちで追いかけました。＃1 ウイダー HSV-010はデュバル⇒小暮⇒デュバル、＃23 MOTUL AUTECH GT-Rはトレルイエ⇒本山と乗り換えての走行。本山は走行終了直前に左フロントフェンダーを破損。このセッションでトップタイムをマークしたのは#38 ZENT CERUMO SC430。#39 DENSO SARD、#6 ENEOS SUSTINAが続きました。
富士にしては観客が少なく感じた灼熱のピットウォークを楽しんだ後は、コントロールセンター横の日陰でアクエリアス500mlを一気に飲み干し、急速水分補給。短いインターバル後には、再びプリウスコーナーへ舞い戻り、順光のマシン撮影に臨みました。
PM13：00、気温は32℃。頭上に雲が広がり暑さが和ぎ始める中、スーパーラップ出走を賭けた予選1回目がスタート。ここでもレクサス勢が上位を独占。＃23 MOTUL トレルイエは11番手どまりで進出ならず…。
ポールポジションを獲得したのは＃39 DENSO SARD SC 石浦宏明。2番手には#38 ZENT CERUMO SC 平手晃平、以下＃6 ENEOS SUSTINA、#35 D'STATION、#36 PETRONAS TOM'Sが続き、レクサスSC勢がホームコースで圧倒的な速さを見せつける結果に。8番手に終わった＃1 ウイダーのアタッカーはデュバル。ここ一発の爆発力を秘めた小暮卓史を何故SLで走らせないのか… 腑に落ちません。
決勝日曜日。
AM6:00、車中泊組がめっきり減った印象のP14にこの日もらくらく駐車。前日よりわずかに最終コーナー寄りのプリウスコーナー斜面上に決勝観戦用のスペースを確保してから、パドックエリアへ移動。朝のフリー走行はピットビル3FのHONDAピット上から。にわかに鉛色の雲が広がり始めたなと思った矢先、走行開始直前に小雨がパラつき始め、路面はウェットに一変。今回のレースも雨なのかと気分が滅入ります…。
30分間のフリー走行＆サーキットサファリの終了を待っていたかのように強烈な夏の日差しが戻り、井出祐治選手の出場が話題となったシビックレース中には完全ドライコンディションに。前日以上の暑さに感じられたピットウォークを早目に撤収。既に大行列のできているレストランORIZURUでのランチを諦め、入口横でチキン弁当を購入し、三度プリウスコーナーへ。この日の観客は27,800人。気温は29℃。決勝が近づくにつれ再び暗雲が最終コーナー方向に発生。午後の降水確率は低いものの、いつ雨が降り出してもいいように準備だけは整えておくことに。
3月の東北地震から半年、アメリカの同時多発テロから10年。
サーキットに蝉時雨だけしか聞こえない静寂の時間。被災者を悼む黙祷の後、55周・250kmの決勝がスタート。
予選2番手スタートの#38 ZENT CERUMO SC430が2年半ぶりの優勝。平手晃平からバトンを受けた立川祐路がDENSO SC 井口卓人を53周目のコカコーラコーナーでオーバーテイク。見事な逆転勝利を決めて見せました。その井口はファイナルラップのプリウスコーナー目の前でGT300と接触＆スピン。石浦の好走虚しく8位に後退…。
#17 KEIHIN HSV 塚越広大の猛攻を抑えきった松田次生、#12 カルソニックIMPUL GT-Rが2位。#1 ウイダーHSV 小暮卓史＆ロイック・デュバルは4位に入賞し、ランキングトップのSroadとの差は8ptに。#23 MOTUL AUTECH GT-R 本山哲＆ブノワ・トレルイエは6位に浮上。予選上位を占めた＃38・＃39以外のレクサス勢はレースペースが上がらず徐々に後退。#36 PETRONAS TOM'S 中嶋一貴はホームストレート上でタイヤバースト＆クラッシュ。残念な結果に終わりました。
頭上に雲が広がり光量が失われた決勝では、ISO感度を200に上げて被写界深度を確保。シャッタースピードを1/125〜100程度に落として、ひな壇下に並んだカメラマンの頭を避けつつ、旋回するマシンのノーズにフォーカス。徒労に終わった前週のフォーミュラニッポン鈴鹿遠征の分まで、たっぷりマシン撮影を楽しみました。
今シーズンのGTも残すは2戦。ハンデウエイトが半減する次戦オートポリスで、＃46 Sroad MOLAは初戴冠に王手をかけられるのか。はたまた、連続タイトルを目指す＃1 ウイダーHSVは最終戦での大逆転に望みをつなげられるのか。今から興味は尽きません。
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