フォーミュラニッポン 第6戦 スポーツランドSUGO 2012.9.22-23
＃15 佐藤琢磨 TEAM 無限
＃15 佐藤琢磨 TEAM 無限
＃15 佐藤琢磨 TEAM 無限
＃32 小暮卓史 NAKAJIMA RACING
＃32 小暮卓史 NAKAJIMA RACING
＃32 小暮卓史 NAKAJIMA RACING
＃40 伊沢拓也 DOCOMO TEAM DANDELION RACING
＃41 塚越広大 DOCOMO TEAM DANDELION RACING
＃41 塚越広大 DOCOMO TEAM DANDELION RACING
＃2 中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM’S
＃2 中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM’S
＃1 アンドレ・ロッテラー PETRONAS TEAM TOM’S
＃16 山本尚貴 TEAM 無限
＃16 山本尚貴 TEAM 無限
＃20 松田次生 TEAM IMPUL
＃8 ロイック・デュバル Team KYGNUS SUNOCO
伊沢拓也 塚越広大 DOCOMO TEAM DANDELION RACING
伊沢拓也 DOCOMO TEAM DANDELION RACING
伊沢拓也 DOCOMO TEAM DANDELION RACING
＃40 伊沢拓也 DOCOMO TEAM DANDELION RACING
＃40 伊沢拓也 DOCOMO TEAM DANDELION RACING
＃41 塚越広大 DOCOMO TEAM DANDELION RACING
＃15 佐藤琢磨 TEAM 無限
＃15 佐藤琢磨 TEAM 無限
＃32 小暮卓史 NAKAJIMA RACING
＃2 中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM’S
＃2 中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM’S
＃20 松田次生 TEAM IMPUL
佐藤琢磨 TEAM 無限
山本尚貴 佐藤琢磨 TEAM 無限
小暮卓史 NAKAJIMA RACING
中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM’S
伊沢拓也 DOCOMO TEAM DANDELION RACING
伊沢拓也 DOCOMO TEAM DANDELION RACING
第3コーナー
七瀬こまみさん・平井恵里佳さん
犬飼ゆきなさん・荒井つかささん
宮城県・スポーツランドSUGOで開催されたフォーミュラニッポン第6戦に行ってきました。
快晴の予選日、大雨の決勝日と、コンディションが極端に振れた菅生の週末。DOCOMO TEAM DANDELION RACING 伊沢拓也がフォーミュラニッポン参戦5年目にしての初勝利！見事なポールトゥウインを決めて見せてくれました。
予選土曜日。
AM8：00、仙台駅に到着。7月のGT同様にサーキット行きの宮城交通臨時バスは同時刻に出発してしまったタイミングの悪さ。午後の天気予報は曇天とのことで、少しでも日差しの望めるであろう朝のフリー走行を撮影すべく、今回もタクシーを利用。所要時間は40分弱。エントランス先の広場から満席のシャトルバスに乗り継ぎ、走行開始前にはパドックエリアにたどり着けました。
今大会のトピックスは、いよいよ大詰めを迎えたチャンピオン争いに加えて、先週インディ カーシリーズ最終戦を終えたばかりの佐藤琢磨選手のスポット参戦。今シーズンは第11戦カナダ・エドモントンで2位表彰台を手にしたものの、インディ500のファイナルラップでのクラッシュを例にとるまでもなく、「惜しい」「歯がゆい」レースが多かった琢磨選手。3月の鈴鹿テスト＆Round0以来2度目となるフォーミュラニッポンで、どんな戦いぶりを見せてくれるのか。初SUGOでの走りに期待が高まります。
AM9：00、1時間のフリー走行は3コーナーを臨む斜面上から。佐藤琢磨は3月のインディカラーとは異なり、チームメイトの山本尚貴と同じ無限カラーのFN09マシンを駆って登場。カーナンバーは15。NAKAJIMA RACING 小暮卓史は2～3コーナーにかけて、大きなS字を描くようにスムーズなドライビング。ステアリング修正も見られず、今シーズンこれまでに無い仕上がりの良さが感じられます。このセッションでトップタイムをマークしたのはダンディライアン 伊沢拓也。大嶋和也、塚越広大、ロイック・デュバル、小暮卓史が続き、SPコーナーでコースアウトを喫した佐藤琢磨は14番手に終わりました。
グランドスタンド裏のレーシングギアブースで小暮卓史選手オフィシャル、ネイビーのスウェットバーカーを購入。特典としてついてきたおまけは、なんともかわいいボックスティッシュ！パドックエリアのTEAM無限ピット裏には、インディジャパンのパドックを思い出させるTAKUMAグッズで完全武装したファンらが集合。今回が東北初開催らしいEnjoy
HONDAの招待客も加わり、いつもの予選日とは大違いの盛況ぶりです。フリー走行終了後、タイヤガレージの2階からブリーフィング（？）を終えてピットに戻るドライバー達からタイミングよくサインをゲット。時間差で別の階段から降りてきた琢磨選手からも1対1で丁寧なサインをもらえて、ガッツポーズ。予選日の午前中にして、早くも持参したプリントのほとんどがサインで埋まりました。
パノラマ広場奥のEnjoy HONDA 特設ステージでホンダドライバートークショーを楽しんだ後は、あまりにも短いわずか30分間のピットウォークに参加。ほとんどのドライバーが前半にファンサービスを終えたのとは対照的に、佐藤琢磨は後半に登場。無限ピットをぐるりと囲んだ大勢のファンにサインを振る舞い、ピットレポーターの差し出すマイクに予選に向けての意気込みを語ってくれました。
PM13：40、気温は24℃。幸いにも天気予報が外れて上空に青空が広がった絶好のコンディションの下、ノックアウト予選がスタート。
トップタイム1'07.062をマークしたのは伊沢拓也。開幕戦鈴鹿に続く今シーズン2度目のポールポジションを獲得。塚越広大が2番手につけ、DOCOMO DANDELION が第3戦オートポリス以来のフロントロー独占。松田次生、中嶋一貴、アンドレ・ロッテラーが続き、小暮卓史は久しぶりのQ3進出も8番手どまり。佐藤琢磨はQ1敗退の14番手からのスタートに。
予選も3コーナーから。この時季にしては強すぎる日差しを浴びて輝くFN09を、EF100-400mmレンズを望遠端近くに伸ばして置きピン＆手持ちで撮影。3コーナーのクリッピングをかすめて走り去るマシンの速度は、先日ほぼ同じ場所で撮ったスーパーGTに比べて感覚的に2割増し。背景に緑鮮やかな芝生と使い込まれた縁石とを絡めて、マシンを追いかけました。
決勝日曜日。
AM7：00、仙台駅前発の臨時バスに乗ってサーキットへ。今にも雨が降り出しそうな鉛色の空の下、パノラマ広場で行われていたHONDAドライバーサイン会参加のためのパソコン抽選会に何度となく挑むも、一向に当たる気配なし。
この日も3コーナーを見下ろす斜面上、前日より少しヘアピンコーナー寄りに撮影スペースを確保。AM10：00、朝のフリー走行がスタート。F3決勝の頃からパラつき始めた雨は次第に本降りに変わり、路面は完全ウェットに。上下レインウエアを着込んでの完全雨天装備。このセッションでトップタイムをマークしたのはNAKAJIMA RACING 中嶋大祐でした。
レセプションホール前のパラソルつきテーブルで寛ぎつつ、のんびりサポートレースを観戦。この日の観客数は8,400人。HONDA・TOYOTA それぞれのドライバートークショーとピットウォークとを楽しみ、昼食のビッグバーガーをパクついた後は久しぶりのグリッドウォークへ。
いつもより1時間遅いPM3：00、雨脚が強まったり弱まったりの不安定なコンディションの下、セーフティーカー先導による68周・250㎞の決勝がスタート。
4周を終えたところでSCランプが消えてレースリスタート。盛大に水煙を巻き上げながら、伊沢拓也と塚越広大は1-2のまま1コーナーへ。あろうことか8番手小暮卓史のリヤタイヤに山本尚貴が追突。両者ダメージを受けて緊急ピットイン、レース序盤から後方に沈むことに。
レース中盤、雨量が一気に増え、いつ赤旗が出されてもおかしくないくらいの最悪なコンディションに。風が弱くマシンが巻き上げる水煙が空中に滞留してしまって、前走車の通過後にかなり間をおかないとクリアな画像を撮れないほど。ISO200でも光量が不足がちになり、撮影テンションは一気にダウン。
57周目の最終コーナーで、松田次生の右リヤタイヤが脱落するアクシデント。セーフティーカーが導入され、各車のマージンは帳消しに。
レース再開後、目の前の3コーナーでランキングトップを争っている中嶋一貴とアンドレ・ロッテラーが接触。コース上でスピンしたロッテラーを避けようと、後続の佐藤琢磨はコース外に緊急回避。思わず声が出た、かなり危険なシーンでした。
伊沢拓也がトップチェッカー！フォーミュラニッポン参戦5年目にしての初勝利。塚越広大が2位に入り、DANDELIONが第3戦オートポリスに続き今季2度目の1-2フィニッシュ。3位にロイック・デュバル。佐藤琢磨はポイント獲得まであと一歩及ばず、9位でフィニッシュ。小暮卓史はパドルシフトトラブル修復のためのピット作業が響いて6周遅れ…。規定周回不足のため未完走扱いに終わりました。
3コーナーでウィニングラップを見届けた後は、コントロールタワー横からパルクフェルメ～ピットレーンに向かい、歓喜の表彰式を撮影。PM5：30発の仙台駅行バスに間に合うように、レース後の余韻に浸ることなくパドック始発の満員のシャトルバスに飛び乗ってエントランスへ。
第6戦を終えて、5位入賞の中嶋一貴が辛うじてランキングトップの座を守ったものの、1pt差で塚越広大が続き、ロッテラー、伊沢、オリベイラが僅差で追いかける展開に。今年も2レース制で争われる最終戦鈴鹿が非常に楽しみになってきました。
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