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2012 Official FUJI Test  

フォーミュラニッポン 第2回公式合同テスト 富士スピードウェイ  2012.3.21
 

   #32 小暮卓史 NAKAJIMA RACING
   #32 小暮卓史 NAKAJIMA RACING


   #32 小暮卓史 NAKAJIMA RACING
   #32 小暮卓史 NAKAJIMA RACING


   #32 小暮卓史 NAKAJIMA RACING
   #32 小暮卓史 NAKAJIMA RACING


   #32 小暮卓史 NAKAJIMA RACING
   #32 小暮卓史 NAKAJIMA RACING


   #2 中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM’S
   #2 中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM’S


   #2 中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM’S
   #2 中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM’S


   #2 中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM’S
   #2 中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM’S


   #20 松田次生  TEAM IMPUL
   #20 松田次生  TEAM IMPUL


   #16 山本尚貴 TEAM 無限
   #16 山本尚貴 TEAM 無限


   #40 伊沢拓也 DOCOMO TEAM DANDELION
   #40 伊沢拓也 DOCOMO TEAM DANDELION RACING


   #41 塚越広大 DOCOMO TEAM DANDELION
   #41 塚越広大 DOCOMO TEAM DANDELION RACING


   #19 J・P・オリベイラ  TEAM IMPUL
   #19 J・P・オリベイラ  TEAM IMPUL


   #8 土屋武士 Team KYGNUS SUNOCO
   #8 土屋武士  Team KYGNUS SUNOCO


   #31 中嶋大祐 NAKAJIMA RACING
   #31 中嶋大祐 NAKAJIMA RACING


   #1 井口卓人 PETRONAS TEAM TOM’S
   #1 井口卓人 PETRONAS TEAM TOM’S


   #38 平手晃平 Project μ/cerumo・INGING
   #38 平手晃平 Project μ/cerumo・INGING


   小暮卓史 NAKAJIMA RACING
   #32 小暮卓史 NAKAJIMA RACING


   #2 中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM’S
   #2 中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM’S 


   #16 山本尚貴 TEAM 無限
   #16 山本尚貴 TEAM 無限


   #20 松田次生  TEAM IMPUL
   #20 松田次生  TEAM IMPUL


   #40 伊沢拓也 DOCOMO TEAM DANDELION RACING
   #40 伊沢拓也 DOCOMO TEAM DANDELION RACING


   #19 J・P・オリベイラ  TEAM IMPUL
   #19 J・P・オリベイラ  TEAM IMPUL


   
   ダンロップコーナー〜13コーナー


   
   プリウスコーナー

2012年開幕前最後の公式合同テストの行われた平日の富士スピードウェイに行ってきました。
午前・午後合わせて5時間もの走行が行われた第2回公式合同テスト2日目。吹き付ける風の冷たさは予想以上だったものの、終日天気予報通りの好天に恵まれ、存分にマシン撮影を楽しむことができました。

裾野まで真っ白な雪に覆われた富士山の姿が美しいサーキットへの道すがら、久しぶりに野生のシカに遭遇。数年前のニスモフェスティバルの時は暗闇からいきなり飛び出してきた2頭に驚かされましたが、今回はなんと4頭のファミリー!これにはビックリ。林道の真ん中に佇む4頭とにらめっこ状態が数秒間続き、こちらがクラクションを鳴らそうと思った刹那、それを察知したかのように足早に森の中へ走り去ってくれました。

サーキット内を車で自由に移動できるのがオフシーズンテストのいいところ。パドックエリア内まで車を乗り付け、トランスポーターの並ぶピット裏で中嶋一貴・松田次生両選手ら出勤ドライバーからサインをもらった後は、ダンロップコーナー手前のP16駐車場までラクラク移動。

AM10:00、気温7℃。気持ちの良い青空の下、ダンロップコーナーを見降ろす斜面上に陣取り、完全逆光のマシンを撮影開始。EOS KISS X3に取り付けたEF100-400mmを目いっぱい伸ばして望遠端。東急ハンズで購入したままトランクに入れっぱなしだった脚立を取り出し、クリッピングをかすめて13コーナーに向けて立ち上がるマシンに狙いを定めました。周囲の観客は10〜20名ほど。日差しは暖かく感じられたものの、時折正面から吹き付ける突風が尋常ではなく、足場の不安定な脚立の上では姿勢を保つのにも苦労するほどです。
WECセブリング戦に出場するアンドレ・ロッテラー、ロイック・デュバルが欠席し、代わりにステアリングを握るのは井口卓人、土屋武士両選手。各車30周以上の周回を重ねる中、このセッションでトップタイムをマークしたのはJ・P・オリベイラ。国本雄資、山本尚貴が続きました。


関係者で混み合うレストランORIZURUでランチを取った後は、P17駐車場へのんびり移動。午後のセッションは富士スピードウェイの定番撮影ポイント、プリウスコーナーのひな壇上から。PM14:00、気温10℃。わずか90分のインターバルを挟んで午後の走行がスタート。
まともな順光でマシンを撮影するのは今シーズン初めて。正面から春の日差しを浴びて煌めくドライバーのヘルメットバイザーに狙いを定め、ブラインドコーナーのクリッピングに向けて大きく回り込んでくるマシンをシャッタースピード1/160〜200、露出補正−1で追随しました。

日が傾き風の冷たさが一層増す中、非公式ながらもコースレコードを更新するトップタイム1'23.462を記録したのは中嶋一貴。オリベイラ、伊沢拓也が続き、小暮卓史はまさかの13番手。小暮はセッション終盤のタイムアタックに姿を見せず、25秒台どまり。NAKAJIMA RACINGの憂鬱は今シーズンも続いてしまうのか。何を試しているのか分からないテスト走行とはいえ、今回のタイムからはHONDAのエース復活の兆しは感じられず、心配は増すばかりです。

これ以上ないほど醜い段差ノーズマシンが勢揃いしたF1オーストラリアGPを見終わった直後だけに、あらためてFN09のスタイルのよさを実感できた今回のフォーミュラニッポン合同テスト。開幕まであと3週間!鈴鹿の地ではいったいどんな戦いが繰り広げられるのか。ホント楽しみです。


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