ＳＵＰＥＲ ＧＴ 第4戦 スポーツランドSUGO SUGO GT 300km Race 2013.7.27-28
＃100 RAYBRIG HSV-010 小暮卓史
＃100 RAYBRIG HSV-010 小暮卓史
＃100 RAYBRIG HSV-010 小暮卓史
＃1 REITO MOLA GT-R 本山哲
＃1 REITO MOLA GT-R 本山哲
＃39 DENSO KOBELCO SC430 脇阪寿一
＃39 DENSO KOBELCO SC430 脇阪寿一
＃38 ZENT CERUMO SC430 立川祐路
＃36 PETRONAS TOM'S SC430 中嶋一貴
＃18 ウイダー モデューロ HSV-010 フレデリック・マコヴィッキィ
＃23 MOTUL AUTECH GT-R 柳田真孝
＃23 MOTUL AUTECH GT-R 柳田真孝
＃100 RAYBRIG HSV-010 伊沢拓也
＃100 RAYBRIG HSV-010 伊沢拓也
＃100 RAYBRIG HSV-010 伊沢拓也
＃18 ウイダー モデューロ HSV-010 山本尚貴
＃36 PETRONAS TOM'S SC430 ジェームス・ロシター
＃23 MOTUL AUTECH GT-R ロニー・クインタレッリ
＃38 ZENT CERUMO SC430 平手晃平
＃37 Keeper TOM'S SC430 アンドレア・カルダレッリ
＃1 REITO MOLA GT-R 関口雄飛
＃12 カルソニック IMPUL GT-R 松田次生
＃100 RAYBRIG HSV-010 小暮卓史
＃100 RAYBRIG HSV-010 小暮卓史
＃1 REITO MOLA GT-R 本山哲
＃36 PETRONAS TOM'S SC430 中嶋一貴
＃32 EPSON HSV-010 中嶋大祐
＃100 RAYBRIG HSV-010 伊沢拓也
3コーナー
小野ののかさん・北川彩さん
渡辺順子さん・春那美希さん
荒井つかささん・山本沙梨さん
小嶋千尋さん・加藤桃子さん
おのののかさん・北川彩さん
宮城県・スポーツランドSUGOで開催された2013年 スーパーGT 第4戦に行ってきました。
レース後半、急に降り出した雨が路面を光らせ始めた70周目。僅差でトップ争いを繰り広げていたZENT SC 立川祐路、DENSO KOBELCO SC 脇阪寿一、ウイダー モデューロ HSV フレデリック・マコヴィッキィ、RAYBRIG HSV 小暮卓史の4台が相次いで接触＆クラッシュ。翌周、目の前の3コーナーに戻ってきたのはフロント両サイドを大きく破損させたDENSO SC 1台のみ…。昨年のNISMOとIMPULに続いて今年も繰り返された同一メーカーがらみのリタイア劇。今回のSUGOラウンドもまた、何ともやりきれない脱力感いっぱいなレースになってしまいました。
曇天の予選土曜日。AM8：05、前日の大雨の影響もなく、東北新幹線はやぶさ号は無事仙台駅に到着。
8：30発の宮城交通臨時バスを待つ乗客は少なく、GTにしては珍しく何席か空席のままスポーツランドSUGOへ向けて出発。
既に朝の練習走行が行われている最中、場内シャトルバスでパドックエリアまで移動。いつもどおり3コーナーを見降ろす斜面上に陣取るも、上空を覆った白い霧が次第に濃くなり、いつしか2コーナーを立ち上がる車種も判然としないほどに。案の定占有走行を前にセッションは赤旗中断。撮影テンションはダダ下がり。気に入ったショットをモノにできないまま走行が終了。
リニューアルされたレストラン KUNUGIでカレーライスを平らげた後は、2コーナーイン側の駐車場にまで伸びたピットウォーク入場列の最後尾へ。走行スケジュール遅延のためピットウォークは15分短縮。気温は23℃。今にも雨が降り出しそうな灰色の雲が頭上に広がったPM14：00、午後のノックアウト予選がスタート。
コースレコードとなる1'14.660をマークしてポールポジションを獲得したのはREITO MOLA GT-R 本山哲。2番手にはDENSO KOBELCO SC 石浦宏明、3番手にはウイダー モデューロ HSV 山本尚貴が続き、RAYBRIG HSV 小暮卓史は7番手からのスタートに。
決勝日曜日。
AM6：55、定刻より5分早く、定員オーバー状態の仙台駅前始発臨時バスに乗り込み一路サーキットへ。総合案内所横の入場ゲート付近にまで伸びた行列の最後尾につき、満席の場内シャトルバスに乗車。この日も迷うことなく3コーナーへ。
天候回復の予報通り雲間から青空がのぞき始めたAM9：00、30分間のフリー走行がスタート。EOS KISS X3 にEF100-400mm レンズを取り付け、350〜380mmの望遠。スピードを乗せたまま縁石をかすめてコーナーリングするマシンをシャッタースピード1/160〜200、露出補正マイナス1で追いかけました。
この日の観客数は26,500人。気温27℃。初夏の強い日差しが降り注ぐ中、前日以上の観客で混み合うピットウォークで小暮卓史＆伊沢拓也両選手のサインをもらった後は再び3コーナーへ。それにしてもパドックエリアからウィナーズサロン側に行き来するのに直進できず、わざわざ坂を下って登らされる迂回ルートには辟易。
吹き抜ける風が幾分涼しく感じられるようになったPM14：00、300ｋｍ・81周の決勝がスタート。
40周目、ポールポジションからスタートしたREITO MOLA GT-R 関口雄飛は真後ろに迫ったDENSO KOBELCO SC 石浦宏明と同時ピットストップ。バトンを受けた本山哲の鼻先を脇阪寿一がかすめ逆転、見る間にリードを広げます。本山はピットで逆転を許したZENT SC 立川祐路に何度か挑むも、48周目の1〜2コーナーで接触＆コースアウト。左フェンダーを破損し戦線離脱。
60周目あたりから降り出した雨をものともせずに、RAYBRIG HSV 小暮卓史は努涛の追撃。表彰台に手が届く4番手にまでポジションアップするも、70周目のレインボーコーナーでトップを走るZENT 立川とDENSO 脇阪がGT300を挟んで交錯。立川はグラベルにコースアウト。続くバックストレートで失速した脇阪を左右から追い抜こうとしたウイダー HSV マコヴィッキィと小暮が3ワイド、その直後にHSV2台がSCをサンドイッチする形で玉突きクラッシュ。HSVデビュー戦鈴鹿の悪夢がよみがえるまさかの同士討ち。小暮は左リアを激しく損傷しピットに戻るも、そのままリタイヤに。
優勝したのは、決勝では1枚も写真を撮っていないARTA HSV-010 ラルフ・ファーマン＆松浦孝亮。2位にはKeePer TOM'S SC430 伊藤大輔＆アンドレア・カルダレッリ、3位にMOTUL AUTECH GT-R ロニー・クインタレッリ＆柳田真孝が続きました。
上位勢が後方に沈んだせいで、ポイントランキングではかろうじてRAYBRIG HSV-010 伊沢拓也＆小暮卓史がトップを堅守。1pt差でDENSO KOBELCO SC430、4pt差でカルソニック IMPUL GT-Rが続く展開に。
雨脚が強まる中、チェッカーと同時にパドック発のシャトルバスに乗り込み、立錐の余地もなく混み合ったPM17：00発仙台駅行き臨時バスに乗車。あまりにも残念でショッキングなレース展開に疲労感も倍増。仙台駅のホームで同じ新幹線を待つ中嶋一貴＆ジェームス・ロシター両選手からタイミング良くサインをもらえたことがせめてもの救いになった、スーパーGT第4戦菅生ラウンドでした。
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