スーパーフォーミュラ 第4戦 ツインリンクもてぎ 2013.8.3-4
＃32 小暮卓史 NAKAJIMA RACING
＃32 小暮卓史 NAKAJIMA RACING
＃32 小暮卓史 NAKAJIMA RACING
＃1 中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM’S
＃1 中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM’S
＃1 中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM’S
＃2 アンドレ・ロッテラー PETRONAS TEAM TOM’S
＃8 ロイック・デュバル KYGNUS SUNOCO Team LeMans
＃16 山本尚貴 TEAM 無限
＃20 松田次生 Lenovo TEAM IMPUL
中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM’S
中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM’S
＃32 小暮卓史 NAKAJIMA RACING
＃1 中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM’S
＃1 中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM’S
＃2 アンドレ・ロッテラー PETRONAS TEAM TOM’S
＃8 ロイック・デュバル KYGNUS SUNOCO Team LeMans
＃16 山本尚貴 TEAM 無限
＃10 塚越広大 HP REAL RACING
＃31 中嶋大祐 NAKAJIMA RACING
＃32 小暮卓史 NAKAJIMA RACING
＃40 伊沢拓也 DOCOMO TEAM DANDELION RACING
＃16 山本尚貴 TEAM 無限
＃1 中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM’S
＃8 ロイック・デュバル KYGNUS SUNOCO Team LeMans
ヘアピンコーナー
小暮卓史 NAKAJIMA RACING
小暮卓史 NAKAJIMA RACING
山本尚貴 TEAM 無限
山田千春さん・辻井美香さん
青木里奈さん・水谷望愛さん
栃木県・ツインリンクもてぎで行われたMOTEGI 2＆4 RACE、2013年 スーパーフォーミュラ第4戦に行ってきました。
決勝直前に降り出した雨もなんのその。PETRONAS TEAM TOM’S 中嶋一貴が見事にポールトゥウイン！微妙に濡れた路面を得意とするライバル、アンドレ・ロッテラーとロイック・デュバルを向こうに回して、盤石の走りで今季初優勝を決めてみせました。
予選土曜日。
AM7：30、昨年10月のGT最終戦以来となるツインリンクもてぎに到着。いつもどおり南ゲートから入場し、ホンダコレクションホール前のS2（旧P8）駐車場に余裕で駐車。オープンしたばかりの東エントランス前から外周ルートバスに乗り込んで、一路ヘアピンコーナーへ。気温25℃。湿度は高いものの、例年の灼熱地獄に比べたらまずまず快適なコンディション下、AM8：30、朝のフリー走行がスタート。
このセッションでトップタイムをマークしたのはKYGNUS SUNOCO Team LeMans ロイック・デュバル。ロッテラー、オリベイラが続き、もてぎに強い外国人トリオが席巻。他のHONDA勢同様に「まつげ」状のフィン付きのサイドミラーを持ち込んできたNAKAJIMA RACING 小暮卓史は9番手。中嶋一貴は11番手にとどまりました。
ダウンヒルストレートやビクトリーコーナーなど、老朽化が激しかったパイプ組の仮設スタンドの一部が撤去され、心なしか寂しくなってしまったロードコース沿いの景観。新アトラクション「メガジップライン つばさ」用の巨大な鉄塔が建てられたグランドスタンド裏のイベント広場で、タイミング良くTEAM 無限 山本尚貴＆小林崇志選手、同期二人のトークショーを楽しんだところでパドックエリアへ移動。
2輪レース併催のためか、これまで通路を隔てて設営されていたチームホスピタリティと機材運搬用のトランポがピット裏に直付けされてしまっていて、ドライバーの姿を見かけることもままならず。そうでなくても狭いパドックエリアは更に窮屈に。冷房の利いたGTカフェで唐揚げ＆カレーを平らげつつ、しばしクールダウン。この日の観客は9,500人。いつもながらのんびりした予選日のピットウォークを満喫した後は、アクエリアスといろはすを手に、再びヘアピンコーナー立ち上がりへ。
気温30℃。上空に雲が広がり始めたPM13：05、午後の予選がスタート。
Q1の上位8台が1台ずつ走行するスペシャルステージで、ポールポジションを獲得したのはPETRONAS TEAM TOM’S 中嶋一貴。Q1でコースレコード1'32.700をマークしたロイック・デュバルは2番手止まり。J・P・オリベイラ、国本雄資、アンドレ・ロッテラーが続き、5番手までをTOYOTA勢が独占。HONDA勢は6位の山本尚貴が最上位。DADELION 伊沢拓也が続き、小暮卓史はSS最下位の8番手からのスタートに。
風が吹き抜け、日中に比べてずいぶんと過ごしやすく感じられるようになったPM17：10、昨年に引き続いてオーバルコース上で開催されたスーパーフォーミュラ全ドライバー出演のサイン会に参加。TOM’S ⇒ LeMans ⇒ NAKAJIMA ⇒ DANDELION ⇒ REAL ⇒ 無限 と渡り歩き、持参したプリントのほとんどに丁寧なサインをゲットできて大満足。今回に限らず他のサーキットでも実施してもらいたい嬉しいファンサービスでした。
決勝日曜日は薄曇り。
AM6：30、観戦ゲートオープンの1時間前にS2駐車場に到着。この時点で埋まり具合は半分ほど。AM8：50、朝のフリー走行はヘアピンコーナー立ち上がりの16番コースポスト裏から。クリッピングをかすめアウト側の青白色の縁石に左両輪が乗った瞬間を400mmの望遠端で狙いました。
この日の観客数は15,500人。前日の前夜祭でドライバーのサインはもらい尽してしまったため、観客で混み合うピットウォークを早めに切り上げて、オーバルコース上で行われる小暮選手らが出演するHONDAドライバートークショーへ。相変らず湿度は高く不快指数はかなりのもの。GTカフェ内の売店で熱中症予防用に購入したロックアイスを小脇に抱えて、再びヘアピンコーナーへと向かいました。
気温27℃。真夏の日差しが陰り、俄かに雲行きが怪しくなる中、フォーメーションラップ開始5分前のタイミングで突然の降雨。路面コンディションはドライから一転セミウェットに。
PM15：15、全車スリックタイヤのまま、52周・250kmのレースがスタート。中嶋一貴は抜群のスタートでトップのまま1コーナーへ。5番手スタートのロッテラーもオープニングラップで3台をかわして2番手に浮上。TOM’Sの2台にデュバル、オリベイラが続く展開。90度コーナーの立ち上がりで6番手を争っていた伊沢拓也に山本尚貴が接触＆コースアウト…。伊沢はリタイア、山本も順位を落とし、直後を走っていた小暮卓史がポジションアップ。
ヘアピンコーナー立ち上がり付近の観客＆アマチュアカメラマンは20〜30人ほど。用意していた雨天装備をととのえて、EOS KISS X3にEF100-400mmを取り付けて350mm前後にセット。シャッタースピード1/160、露出補正マイナス1。もてぎではこれが見納めになるSF13の走りを追いかけました。
中嶋一貴がトップチェッカー。一度も首位の座を明け渡すことのない完全勝利。チームメイトのアンドレ・ロッテラーが2位。ロイック・デュバル、J・P・オリベイラが続き、小暮卓史は5位フィニッシュ。開幕戦以来のポイントを手にしました。
36周目に小暮卓史がピットストップを終えたところでヘアピンコーナーを後にして、ダウンヒルストレート〜90度コーナー〜ビクトリーコーナーでの攻防を眺めつつ、ファイナルラップに間に合うようにグランドスタンド下に移動。表彰台前に集まった大勢のファンの頭と掲げられたデジカメとを避けつつ、和やかな表彰式を撮影した後は、グランドスタンド裏の出店を冷やかしながらのんびり帰路へ。
新生スーパーフォーミュラの新機軸、鳴り物入りで発表された韓国大会開催の余波で、例年2回開催のもてぎラウンドが今年は1開催に減少。楽しみにしていたもてぎでのレースが減ってしまったばかりか、開催1ヶ月を前に当の韓国ラウンドが急きょ中止になるという何ともお粗末な展開。今回の一件を機に、レースを主催するJRPには代替戦のスケジューリングはもちろんのこと、国内モータースポーツファンを置き去りにしたかのような海外進出の見直し＆一戦でも多くの国内レース開催を希望せずにはいられません。
≪HOME Super Formula MENU 2013 Super Formula R6 SUGO ≫