ＳＵＰＥＲ ＧＴ 第4戦 スポーツランドSUGO SUGO GT 300km Race 2014.7.19-20
＃100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT 小暮卓史
＃100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT 小暮卓史
＃100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT 小暮卓史
＃100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT 武藤英紀
＃36 PETRONAS TOM'S RC F 中嶋一貴
＃36 PETRONAS TOM'S RC F ジェームス・ロシター
＃46 S Road MOLA GT-R 本山哲
＃46 S Road MOLA GT-R 本山哲
＃23 MOTUL AUTECH GT-R ロニー・クインタレッリ
＃23 MOTUL AUTECH GT-R ロニー・クインタレッリ
＃23 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生
＃18 ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT 山本尚貴
＃1 ZENT CERUMO RC F 立川祐路
＃1 ZENT CERUMO RC F 平手晃平
＃32 EPSON NSX CONCEPT-GT 中嶋大祐
＃19 Weds Sport ADVAN RC F 脇阪寿一
＃37 KeePer TOM'S RC F アンドレア・カルダレッリ
＃12 カルソニック IMPUL GT-R 安田裕信
＃100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT 小暮卓史
＃100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT 小暮卓史
＃100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT 武藤英紀
＃36 PETRONAS TOM'S RC F 中嶋一貴
＃36 PETRONAS TOM'S RC F 中嶋一貴
＃36 PETRONAS TOM'S RC F ジェームス・ロシター
＃46 S Road MOLA GT-R 本山哲
＃46 S Road MOLA GT-R 本山哲
＃23 MOTUL AUTECH GT-R ロニー・クインタレッリ
＃18 ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT フレデリック・マコヴィッキィ
＃17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT 塚越広大
＃1 ZENT CERUMO RC F 立川祐路
3コーナー
PETRONAS TOM'S 中嶋一貴
千葉悠凪さん・岩瀬香奈さん
荒井つかささん・佐崎愛里さん
中村奏絵さん・坂本くるみさん
白渚悠さん・朔矢あいねさん
石黒エレナさん・清瀬まちさん
岩瀬香奈さん・千葉悠凪さん
宮城県・スポーツランドSUGOで開催された2014年 スーパーGT 第4戦に行ってきました。
開幕から不振が続いていたHONDA NSX CONCEPT-GTに、このレースからウエイトハンディ13kgの減量とフロントグリル開口部の拡大をはじめとするターボエンジンの熱害対策が認められることになり、RAYBRIG 小暮卓史選手を応援する自分としては嬉しいような悲しいような複雑な心境。これで少しはTOYOTA・NISSAN勢に太刀打ちできるようになるかもという期待の半面、お家の事情でGT500の共通規定に則らないミッドシップ & ハイブリッドマシンを投入したにもかかわらず、「うまくいかなかったのでマシンを改良させてください」とはいささか都合が良すぎ。こんなことなら最初からFRマシンを開発していればよかったのにと、今さらながら思わずにはいられません。
天気予報通り小雨パラつく予選土曜日。東北新幹線臨時のはやぶさ61号は定刻 AM7：32に仙台駅に到着。AM8：00発の宮城交通臨時バスに乗り込み、一路スポーツランドSUGOへ。ウトウトとしている間に気が付けばサーキットの正面ゲート前。満員の場内シャトルバスに乗り換え、AM9：00の練習走行開始直後にはパドックエリア～おなじみの3コーナーを臨む高台に到着。レインジャケットを羽織り、EF100-400㎜のレンズフードにビニール袋をグルリと貼り付けて雨天装備完了。既に立ち並んだディレクターズチェアとレジャーシートの隙間に陣取って、マシン撮影スタート。
今回のレースでは3車種ともに富士と同じロードラッグ仕様のエアロパッケージで登場。コーナーリングスピードを抑えるための安全上の配慮らしいのですが、ダウンフォースが少ないこっちのほうがよっぽど危険な気がします。
ミスト状の細かい雨が降ったり止んだりを繰り返し、セッション後半には堰を切ったように本降りに。トップタイムをマークしたのはPETRONAS TOM'S RC F 中嶋一貴。DENSO KOBELCO SARD、ZENT CERUMOが続き、RAYBRIG NSX CONCEPT-GT 小暮卓史は7番手、S Road MOLA GT-R 本山哲は9番手に。
そうこうするうちに真っ白な霧が広がりはじめ、サポートレースの予選が中止に。この日の観客数は9,000人。ピットウォークは予定通り行われたものの、予選開始時刻のPM14：00を過ぎても晴れ渡る気配はなく、霧の白さは深まるばかり。PM15：12、漸く視界不良による予選のキャンセルと翌朝への延期が正式に発表。スゴスゴと15：30サーキット発のバスに乗り込み、仙台駅へと舞い戻りました。
予選＆決勝ワンデイ開催になった日曜日。定刻より5分早いAM6：55、仙台駅前始発の超満員の臨時バスでスポーツランドSUGOへ。パドックエリア入口で当日売りのパドックパスを手に入れた後は、前日と同じ3コーナーに観戦＆撮影スペースを確保。
AM9：40、GT500の公式予選がスタート。予選は予定されていたノックアウト方式ではなく、25分間の1回勝負。霧雨が弱まり徐々に路面が乾く微妙なコンディション下、1'19.153をマークしてポールポジションを獲得したのは、PETRONAS TOM'S 中嶋一貴。2番手には0.4秒差でRAYBRIG 小暮卓史。エンジン冷却の効果なのか、今シーズン初めての快走を見せ、見事にフロントロウを獲得。3番手にはMOTUL AUTECH GT-R ロニー・クインタレッリが入り、TOP3を3メーカーが分け合う結果に。
1コーナー側のピットロード入口からDパドックに伸びた大行列の最後尾についてピットウォークに入場。TOM'SのピットではPPを取ったばかりの中嶋一貴選手のNO.1ポーズをタイミングよく撮影。再び雨がパラつく中、ドライバーのサイン収集はあきらめて、メインストレートのピットウォール側にズラリと並んだレースクイーンを撮影しつつ早々に撤収。
気温22℃。PM14：00、300㎞・81周の決勝がスタートすると同時に小雨が降り始め、先頭を走るPETRONAS ジェームス・ロシター、ウイダー モデューロ 山本尚貴らがピットイン＆レインタイヤに交換。翌周にはRAYBRIG 武藤英紀もたまらずピットに入り、KeePer TOM'S アンドレア・カルダレッリ、ZENT CERUMO 平手晃平、MOTUL AUTECH クインタレッリ、S Road MOLA 本山哲らがスリックのまま走行を継続。
この後雨は強まることなく、タイムの伸びないレインタイヤ交換組は相次いでスリックに再交換、大幅に順位を落とすことに。
気まぐれな雨に翻弄されることなくスリックタイヤで走行し続けたZENT CERUMO RC F 立川祐路が、3位以下を周回遅れにしてトップチェッカー。立川は自身のGT最多勝利記録を16に伸ばし単独トップに。2位にはKeePer TOM'S 伊藤大輔。以下、KEIHIN 塚越広大、PETRONAS 中嶋一貴が続く結果に。
既にラップダウンの13番手でバトンを受けたRAYBRIG 小暮卓史は、フロントウインドーのトラブル （？） による視界不良が原因で緊急ピットイン。予選での健闘むなしく11位。S Road MOLA 柳田真孝は黄旗追越しでペナルティストップを課せられて7位に後退、MOTUL AUTECH 松田次生は75周目にギアボックストラブルでリタイヤに終わりました。
この日の観客数は28,000人。レース終了直後、帰路を急ぐ人たちでごった返すパドックエリアからシャトルバスに飛び乗ってエントランスへ。急ぎ足で行列の最後尾にたどり着き、PM16：45発の定員オーバー状態の仙台駅行臨時バスに乗車。霧と雨に翻弄されながら、行列⇒バス⇒行列⇒バスの繰り返し。グッタリ疲れたGT菅生ラウンドでした。
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