スーパーフォーミュラ 第6戦 スポーツランドSUGO 2014.9.27-28
＃32 小暮卓史 NAKAJIMA RACING
＃32 小暮卓史 NAKAJIMA RACING
＃32 小暮卓史 NAKAJIMA RACING
＃32 小暮卓史 NAKAJIMA RACING
＃40 野尻智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING
＃40 野尻智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING
＃40 野尻智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING
＃37 中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM’S
＃37 中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM’S
＃36 アンドレ・ロッテラー PETRONAS TEAM TOM’S
＃36 アンドレ・ロッテラー PETRONAS TEAM TOM’S
＃1 山本尚貴 TEAM 無限
＃1 山本尚貴 TEAM 無限
＃1 山本尚貴 TEAM 無限
＃34 伊沢拓也 DRAGO CORSE
＃34 伊沢拓也 DRAGO CORSE
＃34 伊沢拓也 DRAGO CORSE
＃31 中嶋大祐 NAKAJIMA RACING
＃31 中嶋大祐 NAKAJIMA RACING
＃41 武藤英紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING
＃8 ロイック・デュバル KYGNUS SUNOCO Team LeMans
＃8 ロイック・デュバル KYGNUS SUNOCO Team LeMans
＃3 ジェームス・ロシター KONDO RACING
＃7 平川亮 KYGNUS SUNOCO Team LeMans
＃11 ヴィタントニオ・リウッツィ HP REAL RACING
＃38 石浦宏明 P.MU/CERUMO・INGING
3コーナー
グランドスタンド
山本尚貴 TEAM 無限
小暮卓史 NAKAJIMA RACING
伊沢拓也 DRAGO CORSE
NAKAJIMA RACING
DRAGO CORSE
ジェームス・ロシター KONDO RACING
アンドレ・ロッテラー PETRONAS TEAM TOM’S
野尻智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING
山本尚貴 TEAM 無限
山本尚貴 TEAM 無限
2014 SUGO レースクイーン 上山真里愛さん・ユリエさん・山口令奈さん・村山美月さん・半澤智穂さん
雨に苛まれたここ数戦とは打って変わって、初秋らしい爽やかな好天に恵まれた2日間。宮城県・スポーツランドSUGOで開催された2014年 スーパーフォーミュラ第6戦に行ってきました。
予選土曜日。AM8：04、ウトウトしている間もなく、全席指定＆満席の東北新幹線はやぶさ1号は仙台駅に時刻通り到着。駅前からタクシーに乗って、仙台西道路～茂庭ルートで一路スポーツランドSUGOへ。エントランス前の広場から場内シャトルバスに乗り込み、AM9：00のフリー走行開始直後にはパドックエリアに到着。早速3コーナーを臨む斜面上に陣取り、マシン撮影スタート。
今回のレースから道上龍監督率いるHONDA系の新チーム「DRAGO CORSE （ドラゴコルセ）」が参戦開始。ドライバーは今シーズンGP2参戦中の伊沢拓也。カーナンバーは34。マシンはホワイトを基調にメタリックブルー＆ピンクのアクセントの入った、どことなくかつてのアディレクト5Zigenやディレクシブを思い起こさせるカラーリングです。
期待とは裏腹に、伊沢のマシンは目の前の3コーナー手前でいきなりストップ。そればかりか3番手タイムをマークしたばかりのTEAM 無限 山本尚貴も、3コーナー立ち上がりでイン側に巻き込みスピン＆クラッシュ。わずか60分の間に赤旗が3回も出される荒れた、マシン撮影的にも消化不良なセッションになってしまいました。
Enjoy HONDA とTOYOTA RACINGイベントが併催されたこの日の観客数は6,200人。ウイナーズサロンのレストラン KUNUGIでパスタをパクつき、2年続いた佐藤琢磨選手のスポット参戦がなくなったせいか、以前ののんびりした雰囲気に戻った感じのピットウォークを束の間楽しんだ後は、再び3コーナーへ。
気温21℃。風に流されていく雲間からまぶしい日差しが降り注ぐ中、PM13：10にノックアウト予選がスタート。
最大燃料流量が10％絞られた影響なのか、コースレコードの更新はならず。Q3で1'05.894をマークして前戦オートポリスに続いてポールポジションを獲得したのは、TEAM 無限 山本尚貴。フロントロウにDOCOMO DANDELION 野尻智紀が並び、PETRONAS TOM'S アンドレ・ロッテラー、KONDO RACING ジェームス・ロシター、石浦宏明、中嶋一貴、ロイック・デュバルが続く結果に。
金曜日の専有走行で2番手タイムを叩き出し、シーズン終盤の巻き返しが期待された NAKAJIMA RACING 小暮卓史は、Q1アタック中にSPコーナー進入でまさかのエンジンブロー。セッションは赤旗中断。Q1通過の6番手タイムを記録していたものの、Q2走行は当然叶わず14番手。その後エンジン交換による10グリッド降格ペナルティを受けて、結果最後尾からのスタートに。
青空が広がった決勝日曜日。
AM7：00、仙台駅前から立客ゼロの宮城交通臨時バスに乗り込んでサーキットへ。パドックエリアで山本尚貴、中嶋一貴、ロッテラーら出勤ドライバーから持参したプリントにサインをもらった後は、SUGOサーキットクイーンステージを眺めつつ、朝のフリー走行に備えて3コーナーへ。
日差しは強いものの、日陰に入るとひんやり爽やか。3コーナーからヘアピンにかけて、コース向かい側の斜面にはススキの群生が風に穂を揺らしていて、秋の訪れを感じさせてくれます。この日の観客数は11,000人。わずか35分のピットウォークと伊沢拓也＆道上龍(＆飛び入りの山本尚貴)トークショー、久しぶりのグリッドウォークとを楽しみ、決勝は再び3コーナー斜面上から。
気温23℃。太陽が傾き始めたPM15：00、68周・250㎞の決勝がスタート。
スタートに出遅れたPETRONAS TOM'S アンドレ・ロッテラーが2コーナー進入でJ・P・オリベイラに接触。スピンを喫してストップしたオリベイラのマシンを発射台に、ロッテラーと後続のDRAGO CORSE 伊沢拓也が宙を飛び、3台ともにリタイヤ。ポイントランキングトップ2がオープニングラップで姿を消すことに。
DOCOMO DANDELION 野尻智紀が初優勝。無給油作戦かに思われた国本雄資、中山雄一らが相次いでピットに入ったことで、ラスト3周でポジションアップ。HONDA陣営の今季初勝利をルーキーが決めて見せました。PETRONAS TOM'S 中嶋一貴が2位に入り、ドライバーズランキングトップに浮上。以下、ロイック・デュバル、ジェームス・ロシター、中嶋大祐が続きました。
最後尾20番手スタートのNAKAJIMA RACING 小暮卓史は、他に先駆けて9周目にピットに入るもエンジンストールでタイムロス。その後は上位と遜色ないラップをコンスタントに刻んで10位完走。滑り出しが好調だっただけに、予選のトラブルとエンジン交換によるグリッドダウンが非常に惜しまれる菅生ラウンドになってしまいました。
ポールの山本尚貴はスタートで3位に順位を落とすと、22周目にチームメイトの中山友貴に行く手を阻まれ大きくポジションダウン。結果7位でレースを終えました。
EOS KISS X3にEF100-400mmレンズを取り付けて350～400㎜の望遠端。イン側の縁石をかすめて駆け抜けていく、秋の日差しを浴びて輝くマシンをシャッタースピード1/250～160、露出補正マイナス1、日が陰ってからはISO感度を200に上げて追随。ファイナルラップと同時に荷物をまとめて、3コーナーから撤収。既に大行列ができているシャトルバスへの乗車はあきらめて、PM17：00発の仙台駅前行臨時バスに間に合うように正面ゲートまでの長い坂を辿りました。
今シーズンのスーパーフォーミュラも残すは鈴鹿ラウンドの2レースのみ。SF14を駆って初タイトルを獲得するのはどのドライバーなのか。28年ぶりに「JAF 鈴鹿グランプリ」として開催される11月の最終戦が待ちきれません。
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