スーパーフォーミュラ 第7戦 鈴鹿サーキット 2014.11.8-9
＃32 小暮卓史 NAKAJIMA RACING
＃32 小暮卓史 NAKAJIMA RACING
＃32 小暮卓史 NAKAJIMA RACING
＃32 小暮卓史 NAKAJIMA RACING
＃32 小暮卓史 NAKAJIMA RACING
＃32 小暮卓史 NAKAJIMA RACING
＃37 中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM’S
＃37 中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM’S
＃37 中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM’S
＃37 中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM’S
＃36 アンドレ・ロッテラー PETRONAS TEAM TOM’S
＃36 アンドレ・ロッテラー PETRONAS TEAM TOM’S
＃36 アンドレ・ロッテラー PETRONAS TEAM TOM’S
＃1 山本尚貴 TEAM 無限
＃1 山本尚貴 TEAM 無限
＃1 山本尚貴 TEAM 無限
＃34 伊沢拓也 DRAGO CORSE
＃34 伊沢拓也 DRAGO CORSE
＃34 伊沢拓也 DRAGO CORSE
＃31 中嶋大祐 NAKAJIMA RACING
＃31 中嶋大祐 NAKAJIMA RACING
＃10 塚越広大 HP REAL RACING
＃10 塚越広大 HP REAL RACING
＃8 ロイック・デュバル KYGNUS SUNOCO Team LeMans
＃8 ロイック・デュバル KYGNUS SUNOCO Team LeMans
＃3 ジェームス・ロシター KONDO RACING
＃41 武藤英紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING
＃40 野尻智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING
＃40 野尻智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING
＃7 平川亮 KYGNUS SUNOCO Team LeMans
ヘアピンコーナー
＃32 小暮卓史 NAKAJIMA RACING
＃32 小暮卓史 NAKAJIMA RACING
＃37 中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM’S
中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM’S
アンドレ・ロッテラー PETRONAS TEAM TOM’S
山本尚貴 TEAM 無限
伊沢拓也 DRAGO CORSE
野尻智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING
J・P・オリベイラ Lenovo TEAM IMPUL
J・P・オリベイラ Lenovo TEAM IMPUL
Race2 スターティンググリッド
中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM’S
中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM’S
中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM’S
シーズンエンドパーティ 中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM’S
佐崎愛里さん・西村いちかさん
桃原美奈さん・坂本くるみさん
2014年シーズンのスーパーフォーミュラもあっという間に最終戦。
「JAF鈴鹿グランプリ」 と銘打たれた第7戦の開催された三重県・鈴鹿サーキットに行ってきました。
昨年の最終戦を思い起こさせるレインコンディション下で争われた決勝2レース。Race1で2位表彰台、Race2でポールトゥフィニッシュを決めて2014年シーズンのドライバーズチャンピオンに輝いたのは、PETRONAS TEAM TOM'S 中嶋一貴。Race1を制したJ・P・オリベイラに1pt差に迫られるも、Race2では 「雨の中嶋」 の本領発揮。他を寄せ付けない力強い走りで、フォーミュラニッポン最終年以来となる二度目の栄冠を獲得しました。
NAKAJIMA RACING 小暮卓史は今シーズンを象徴するかのような流れの悪さ。フリー走行でマシンが止まりエンジン交換。10グリッド降格のRace1では130Rでクラッシュ＆横転。Race2も16位にとどまり、まさかのノーポイントでシーズンを終えることになってしまいました。
薄曇りの予選土曜日。
AM8：10、白子駅前発の三重交通臨時バス（10円値上げの片道400円）に乗り込み一路サーキットへ。AM8：45のゲートオープンと同時に、10月のF1以来1ヶ月ぶりのヘアピンコーナーへ。
気温16℃。雲間から陽が差したり陰ったりする微妙なコンディションの下、AM9：15に60分間のフリー走行がスタート。
いつも通りEOS KISS X3にEF100-400mmレンズを取り付けて、SF14のエキゾーストノートを心地よく感じながらマシン撮影を楽しんでいると、コーナー立ち上がり目の前で小暮卓史のマシンが突如スピードダウン。ノロノロと惰性で進むも、ヘアピン先の200Rで完全にストップ。悪夢再び。マシン回収のため赤旗が提示されて走行中断。このセッションでトップタイムをマークしたのは、ランキング首位でこのレースに臨む中嶋一貴。アンドレ・ロッテラー、ロイック・デュバルが続きました。
この日の観客数は12,000人。PM12：10、ちょうどいい賑わい具合のピットウォークを楽しみ、鈴鹿名物 「焼肉ランチ」 を最終コーナースタンドでパクついたところでヘアピンコーナーへとんぼ返り。
気温19℃。PM13：30、ノックアウト予選がスタート。Race1のグリッドを決めるQ1でトップタイム1'38.085をマークしたのはアンドレ・ロッテラー。1/1000秒台まで同タイムながら後着の中嶋一貴が2番手。国本雄資、J・P・オリベイラ、ロイック・デュバル、山本尚貴が続き、小暮卓史はトップから1.365秒差の15番手でQ1ノックアウト。そればかりかエンジン交換による10グリッド降格のペナルティが科せられ、Race1については最後尾からのスタートに。
Q3で1'37.507をマークしてRace2のポールポジションを獲得したのは中嶋一貴。ロイック・デュバル、アンドレ・ロッテラー、国本雄資、石浦宏明が続き、8位までをTOYOTAエンジン勢が独占。第4〜6戦まで実施された10％の燃料流量制限が解除されたせいなのか、エンジン勢力図はシーズン序盤に逆戻り。
早くも今年の日本GP限定ミニカーが店先に並べられたCIRCUIT GARAGEを冷やかしつつ、メインゲート近くのインフォメーションセンターで、台風で中止になったF1ファンミーティングで配布される予定だった 「ウイナーズカード」 を引き換えたところでサーキットを後にすることに。
雨の決勝日曜日。
この日はコースサイドに足を運ぶことなく、タクシーでパドックエリアに直行。4月の開幕戦ではシリーズパドックパスで入場できなかったピットビル3Fのホスピタリティテラスに陣取り、ここを拠点に終日過ごすことに。
小雨がパラつく下、AM9：25にRace1の進行がスタート。比較的時間に余裕のあったグリッドウォークではポールポジションから最後尾まで渡り歩き、コックピットに乗り込んだ小暮選手を撮影したところでタイムアップ。
AM10：10、シグナル消灯直前にDRAGO CORSE 伊沢拓也がグリッド上でエンジンをストールさせたため、1周減算の19周でRace1がスタート。
抜群のスタートダッシュを決めたオリベイラが1コーナーアウトからTOM'Sの2台をオーバーテイク。
雨脚が強まったレース中盤、ジャンプスタートのドライブスルーペナルティを消化したデュバルと順位を争っていた小暮が130Rで大クラッシュ。マシンがひっくり返っているモニター映像に一瞬青くなったものの、無事な姿が映し出されてホッとひと安心。
セーフティカー導入による順位変動はなく、Lenovo TEAM IMPUL J・P・オリベイラがトップチェッカー。中嶋、ロッテラー、国本、石浦、ロシターが続き、タイトル獲得の可能性を残すのはこのレースの上位3名に絞られました。
この日の観客数は予選日と同じ12,000人。ピットウォークとN-ONEレースを挟んだPM15：00、28周の決勝 Race2がスタート。盛大に水煙を巻き上げながらホールショットを決めたのは中嶋一貴。ロッテラー、デュバル、オリベイラが続く序盤の展開。
8周目にはHONDA勢同士のバトルが激化。伊沢拓也と塚越広大が1コーナー〜逆バンクまでサイドバイサイドの意地の張り合い。2台のスピードが鈍ったところで漁夫の利をさらったのは野尻智紀とヴィタントニオ・リウッツィ。12周目には山本尚貴が1コーナーでカーティケアンを鮮やかにオーバーテイクするなど、随所で好バトルが繰り広げられます。
後続に9秒近い大差をつけたPETRONAS TEAM TOM'S 中嶋一貴がトップチェッカー。一昨年に続く2度目のタイトルを見事に獲得。ロッテラー、デュバル、オリベイラ、平川、山本、野尻が続き、小暮卓史は16位に終わりました。
ホスピタリティテラスでチェッカーを見届けた後は、表彰式に間に合うように急ぎ足で表彰台下のピットレーンへ。PM16：00を過ぎて周囲はかなり薄暗くなってきているのに、壇上の主役達を照らし出すスポットライト的なものが無いのが非常に残念。更に光量の失われたシリーズ表彰式ではISOを800まで増感して撮影に臨むことに。
PM18：00、ピットビル2Fのホスピタリティラウンジで開催された恒例のシーズンエンドパーティでは、小暮卓史、中嶋一貴両選手をはじめとする多くのドライバーから、持参したプリントに丁寧なサインをもらえて大満足。おいしい料理をタラフクいただきひと段落したところで、センターハウスに呼んでいたタクシーに乗り込み白子駅へ。鹿との接触 (！) により数分遅れて到着した近鉄特急にて家路につきました。
2014年のスーパーフォーミュラはこれにて終了。
来る2015年こそはHONDAとTOYOTAのエンジン性能差が少しでも縮まり、勢力が拮抗した面白いレースが増えることを願うとともに、トップフォーミュラ参戦12年目を迎えるNAKAJIMA RACING (ひょっとするとDRAGO CORSE？) 小暮卓史選手の復活の走りを期待せずにはいられません。
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