2015年 全日本選手権 スーパーフォーミュラ 第1戦 鈴鹿サーキット 2015.4.18-19
＃34 小暮卓史 DRAGO CORSE
＃34 小暮卓史 DRAGO CORSE
＃34 小暮卓史 DRAGO CORSE
＃1 中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM’S
＃1 中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM’S
＃1 中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM’S
＃16 山本尚貴 TEAM 無限
＃16 山本尚貴 TEAM 無限
＃2 アンドレ・ロッテラー PETRONAS TEAM TOM’S
＃2 アンドレ・ロッテラー PETRONAS TEAM TOM’S
＃8 小林可夢偉 KYGNUS SUNOCO Team LeMans
＃8 小林可夢偉 KYGNUS SUNOCO Team LeMans
＃11 伊沢拓也 REAL RACING
＃11 伊沢拓也 REAL RACING
＃10 塚越広大 REAL RACING
＃64 中嶋大祐 NAKAJIMA RACING
＃3 ジェームス・ロシター KONDO RACING
＃40 野尻智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING
＃7 平川亮 KYGNUS SUNOCO Team LeMans
＃20 アンドレア・カルダレッリ Lenovo TEAM IMPUL
ヘアピンコーナー
小林可夢偉 KYGNUS SUNOCO Team LeMans
＃8 小林可夢偉 KYGNUS SUNOCO Team LeMans
＃34 小暮卓史 DRAGO CORSE
＃34 小暮卓史 DRAGO CORSE
小暮卓史 DRAGO CORSE
小暮卓史 DRAGO CORSE
小林可夢偉 KYGNUS SUNOCO Team LeMans
メインストレート・スターティンググリッド
＃34 小暮卓史 DRAGO CORSE
＃1 中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM’S
＃16 山本尚貴 TEAM 無限
＃2 アンドレ・ロッテラー PETRONAS TEAM TOM’S
＃8 小林可夢偉 KYGNUS SUNOCO Team LeMans
中嶋一貴＆アンドレ・ロッテラー PETRONAS TEAM TOM’S
アンドレ・ロッテラー PETRONAS TEAM TOM’S
アンドレ・ロッテラー PETRONAS TEAM TOM’S
アンドレ・ロッテラー PETRONAS TEAM TOM’S
牧橋美輝さん・松瀬結衣さん・乙幡紗紀さん・山岡実乃里さん・中村奏絵さん
丸山帆成美さん・中村奏絵さん
長年在籍したNAKAJIMA RACINGを離れ、道上龍監督率いるDRAGO CORSEに移籍を決めた小暮卓史と、ケータハムF1のシートを失い、Team LeMansから12年ぶりに国内レースに復帰する小林可夢偉。新たな環境でシーズンを迎えることになった両選手の活躍を期待しつつ、2015年スーパーフォーミュラの開幕戦 2＆4レースの開催された三重県・鈴鹿サーキットに行ってきました。
好天に恵まれた予選土曜日。AM7：30、近鉄白子駅前からタクシーに乗り込んで、サーキットのパドックエリアへ直行。可夢偉選手の朝一サインを狙うも、足早にピットガレージに入られてしまうタイミングの悪さ。中嶋一貴＆アンドレ・ロッテラー両選手から最終戦のプリントにサインをもらえたところで時間切れ。ENJOY HONDAのイベントブースが立ち並ぶGPスクエア経由で、定点撮影ポイントのヘアピンコーナーへ移動することに。
予選日の観客数は23,000人。アマチュアカメラマンで混み合うヘアピン立ち上がり常設席下のカメラマンエリアに陣取り、EOS KISS X3にEF100-400㎜レンズを取り付けて、280～300㎜の望遠、シャッタースピード1/200、露出補正－1にセット。今シーズンのモータースポーツ初撮影となるAM9：05のフリー走行開始を待ち構えました。
小暮卓史駆る#34 DRAGO CORSEのマシンは、昨年最終戦と同じホワイト×メタリックブルーにレッドラインが入ったカラーリング。縁石に沿ってコンパクトにコーナーリングするやいなや、気持ちよさそうに加速していきます。このセッションでトップタイムをマークしたのはTEAM 無限 山本尚貴。PETRONAS TOM'S 中嶋一貴、Team LeMans 小林可夢偉、DANDELION 野尻智紀が続き、小暮卓史は8番手に。
F3とJSB1000の予選を楽しんだ後は、昼休みのピットウォークをパスして、観客まばらなヘアピン常設Ｉ席で暫しうたた寝。気温19 ℃。春の陽光まぶしいPM14：00、公式予選がスタート。
1'38.585 をマークしてポールポジションを獲得したのは、TEAM 無限 山本尚貴。一昨年の最終戦を思い起こさせるQ3赤旗中断後のワンアタックを決めて見せました。ナレイン・カーティケヤン、アンドレ・ロッテラー、石浦宏明、中嶋一貴が続き、サスペンションにトラブルを抱えた小林可夢偉は10番手。Q1を3番手で通過しながら、Q2のデグナー2つ目で飛び出した小暮卓史は13番手。期待の両選手は共にQ2敗退に終わりました。
天気予報よりずいぶんと早く、早朝からポツリポツリ雨が降り始めた決勝日曜日。この日も白子駅前からタクシーでパドックエリアに直行。シリーズパドックパスの特典を活かして、昨年の2＆4では入れなかったピットビル3Fのホスピタリティテラスに終日陣取ることに。今年から年間パスの購入にはオフィシャルファンクラブFへの入会が必須条件とのことで、年会費4,320円（！）を支払って購入権利を獲得。何やらややこしいプリペイドカードへのポイントチャージの手続きを経て、ようやく入手に至りました。
AM9：05、30分間のフリー走行がスタート。微妙なウェットコンディションでトップタイムをマークしたのは、DRAGO CORSE 小暮卓史。以下、KONDO RACING ジェームス・ロシター、NAKAJIMA RACING 中嶋大祐、アンドレア・カルダレッリ、小林可夢偉が続きました。
AM11：00、ホスピタリティテラスお隣のKYGNUS SUNOCOスポンサーブースが騒がしくなってきたかと思ったら、案の定ドライバーアピアランスがスタート。小林可夢偉＆平川亮 両選手が登場して決勝に向けての意気込みを語ってくれたのですが、メインストレートを駆け抜けるF3のエキゾーストにかき消されてしまってほとんど聞き取れず、一同苦笑い。
この日の観客数は28,000人。AM11：30から始まったピットウォークには、ピットビル１コーナー側の階段から入場。すでに大混雑のTeam LeMans ピットのサイン会行列の最後尾に滑り込み、可夢偉選手から2012年日本GPのプリントに待望のサインをゲット。DRAGO CORSEのピットで小暮選手のサインとステッカー＆Team Ota特製クリアファイルを手に入れたところで、あっという間に終了時間に。
PM14：35、わずか15分間のグリッドウォークを楽しんだ後は、3Fのテラス席にとんぼ返り。雨の予報は見事に外れて、天候は薄曇り。路面は完全ドライ。気温は18℃ながら、1コーナー側から吹き付ける風が強く冷たく感じられます。
PM15：00、43周・250㎞の決勝がスタート。TOM'Sの2台が抜群のスタートを決めて、ロッテラー、中嶋一貴が1-2。ポールからスタートの山本尚貴はホイールスピンを喫し、4位に後退。昨年までのチームメイト中嶋大祐を追い抜き9番手に順位を上げた小暮卓史は、さあこれからという7周目に電気系トラブルが発生。ヘアピン先の2輪用シケインにマシンを止めてリタイヤに。
ファイナルラップのストレート、2番手を行く中嶋一貴にプレッシャーをかけ続けていた山本尚貴のマシンから低い異音が発せられ、白煙を上げながらデグナー手前でストップ。オリベイラとバトルを繰り広げていたジェームス・ロシターもガス欠でストップ。
他を寄せ付けない圧倒的な走りで、PETRONAS TOM'S アンドレ・ロッテラーがトップチェッカー！前週のWECシルバーストン6時間レースに続く勝利を決めて見せました。中嶋一貴、ナレイン・カーティケヤン、石浦宏明、中嶋大祐、伊沢拓也が続き、小林可夢偉はレース序盤9周目にピットストップを敢行するもペースが上がらず、結果9位に終わりました。
3Fテラスでロッテラーのチェッカーとコース脇に佇む山本選手の映像を見届け、表彰式に間に合うように最終コーナー寄りのピットレーンへ。表彰式を楽しんだ後は、GPスクエアのショップを冷やかし、新発売のMcLarenコレクション、MP4/13 ミカ・ハッキネンのキーホルダーを購入。PM17：30 白子駅行臨時バス待ち大行列の最後尾に並び、帰路につきました。
燃料流量が5％減らされた恩恵なのか、昨年苦戦したHONDAエンジン搭載車が予選でポールポジションを獲得するなど、HONDAとTOYOTA、両メーカーの性能差が拮抗してきたかに思えた今回の開幕戦。オーバーテイクシステム作動時の燃料流量倍増も、決勝レース中の追い抜きを少なからず後押ししていたように感じられました。
次戦第2戦は7年ぶりの開催となる5月の岡山国際サーキット。最速TOM'Sを止められるチームが現れるのか、注目したく思います。
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