2015年 全日本選手権 スーパーフォーミュラ 第7戦 鈴鹿サーキット 2015.11.7-8
＃34 小暮卓史 DRAGO CORSE
＃34 小暮卓史 DRAGO CORSE
＃34 小暮卓史 DRAGO CORSE
＃34 小暮卓史 DRAGO CORSE
＃1 中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM’S
＃1 中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM’S
＃1 中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM’S
＃8 小林可夢偉 KYGNUS SUNOCO Team LeMans
＃8 小林可夢偉 KYGNUS SUNOCO Team LeMans
＃8 小林可夢偉 KYGNUS SUNOCO Team LeMans
＃16 山本尚貴 TEAM 無限
＃16 山本尚貴 TEAM 無限
＃2 アンドレ・ロッテラー PETRONAS TEAM TOM’S
＃2 アンドレ・ロッテラー PETRONAS TEAM TOM’S
＃38 石浦宏明 P.MU/CERUMO・INGING
＃38 石浦宏明 P.MU/CERUMO・INGING
＃11 伊沢拓也 REAL RACING
＃11 伊沢拓也 REAL RACING
＃3 ジェームス・ロシター KONDO RACING
＃64 中嶋大祐 NAKAJIMA RACING
＃40 野尻智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING
＃10 塚越広大 REAL RACING
＃7 平川亮 KYGNUS SUNOCO Team LeMans
＃20 アンドレア・カルダレッリ Lenovo TEAM IMPUL
ヘアピンコーナー
＃34 小暮卓史 DRAGO CORSE
＃34 小暮卓史 DRAGO CORSE
＃8 小林可夢偉 KYGNUS SUNOCO Team LeMans
＃2 アンドレ・ロッテラー PETRONAS TEAM TOM’S
小暮卓史 DRAGO CORSE
中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM’S
小林可夢偉 KYGNUS SUNOCO Team LeMans
山本尚貴 TEAM 無限
アンドレ・ロッテラー PETRONAS TEAM TOM’S
アンドレ・ロッテラー PETRONAS TEAM TOM’S
レース2 スターティンググリッド
山本尚貴 TEAM 無限
石浦宏明 P.MU/CERUMO・INGING
山本尚貴 TEAM 無限
石浦宏明 P.MU/CERUMO・INGING
シーズンエンドパーティ 石浦宏明 P.MU/CERUMO・INGING
丸山帆成美さん・瀬野ユリエさん
森園れんさん・辻井美香さん
乙幡紗紀さん・森園れんさん
瀬野ユリエさん・丸山帆成美さん
今年も雨に祟られたスーパーフォーミュラ 2015年最終戦・JAF鈴鹿グランプリに行ってきました。
2015年シーズンのドライバーズチャンピオンに輝いたのは、P.MU/CERUMO・INGING 石浦宏明。
レース1では小林可夢偉のアタックをしのぎ切って2位表彰台。レース2では先行するライバル勢が相次いで姿を消す中、ミスのない走りで4位入賞。自身の優勝と石浦のノーポイントが逆転の条件だったPETRONAS TOM'S 中嶋一貴に6pt差をつけて、初の栄冠を獲得しました。
曇天の予選土曜日。
AM7：30、閑散とした白子駅前から三重交通臨時バスに乗り込み、9月のF1以来となる鈴鹿サーキットへ。カートコース横のショートカットを抜けて、おなじみの定番撮影ポイント、ヘアピンコーナー常設席下のカメラマンエリアへ。
気温18℃。11月とは思えない穏やかな気候の下、AM9：15に朝のフリー走行がスタート。SF14の心地よいエキゾーストノートを楽しみつつ、EF100-400㎜レンズを取り付けたキヤノン EOS KISS X3でマシンを追随。この週末、最初で最後の練習走行でトップタイムをマークしたのは、前戦SUGO優勝のPETRONAS TOM'S アンドレ・ロッテラー。ジェームス・ロシター、J・P・オリベイラ、石浦宏明が続き、このところフリー走行では調子のいいDRAGO CORSE 小暮卓史は5番手。逆転タイトルを狙う中嶋一貴は14番手に留まりました。
TOYOTA GAZOO Racing 一色に染まったGPスクエアのイベントブースを冷やかし、10分遅れで始まったピットウォークを楽しんだ後は、彼方のヘアピンコーナーにとんぼ返り。
午前中に比べて灰色の雲が一段と厚みを増したPM13：30、公式予選がスタート。気温20℃。コーナーのクリッピング～アウト側には86/BRZレースのオイル処理跡の白線が残っていて、それを避けるように各マシン周回を重ねていきます。
レース1のグリッドを決める20分間のQ1で、トップタイム1'38.354をマークしたのはPETRONAS TOM'S アンドレ・ロッテラー。石浦宏明、ジェームス・ロシター、小林可夢偉、中嶋一貴が続き、トップから0.446秒差の小暮卓史は8番手。Q3で1'37.963をマークしてレース2のポールポジションを獲得したのはTEAM 無限 山本尚貴。ロッテラー、野尻智紀、中嶋一貴、小林可夢偉が続き、石浦は7番手。Q2敗退の小暮は9番手からのスタートに。
予選終了後は最終コーナースタンドで鈴鹿名物 焼肉ランチをパクつきつつ撮影画像をチェック。パドックエリアのインフォメーションで予選結果表をもらい、トークショー終わりのロッテラー、石浦選手らからタイミングよくサインをもらえたところで撤収。GPスクエアでミニライブ開催中のAKB48 Team8の「♪恋するフォーチュンクッキー」をBGMにサーキットを後にしました。
雨の決勝日曜日。
この日は白子駅前からタクシーでパドックエリアに直行。一般パドックパス購入者に開放されたピットビル3Fのホスピタリティテラスの1コーナー寄りに陣取り、終日ここを拠点に過ごすことに。
AM9：15にレース1の進行がスタート。気温15℃。ゴアテックスのレインウェアに身を包み、いざグリッドウォークへ。リラックスした表情から徐々に戦闘モードに切り替わっていくドライバーらを数ショット撮影するも、あっという間にタイムアップ。
AM10：00、スタート直後の先陣争いを楽しみにしていたのに、レース1はまさかのセーフティーカースタート。この決定には？だったものの、メインストレートを駆け抜けるSF14の巻き上げる水煙の多さを見て納得。
スタートダッシュを決めたPETRONAS TOM'S アンドレ・ロッテラーが独走でポールトゥウイン。前半はジェームス・ロシター（ダンロップコーナーで単独クラッシュ）、後半は小林可夢偉（シケインでオーバーラン）の追撃を退けた石浦宏明が2位表彰台。小林可夢偉、中嶋一貴、野尻智紀が続き、チャンピオン決定はレース2に持ち越されることに。6位に入った小暮卓史は最終戦にして今シーズン初ポイントを獲得。シケインでオリベイラに追突された山本尚貴は、ホイールナットが外れるトラブルで結果リタイアに。
決勝日の観客数は16,000人。傘差し禁止のピットウォークを早めに切り上げ、満員御礼状態のレストランSUZUKAZEでカツカレーをパクつきながらひと休み。
午前中と比べて雨量はそれほど変わらないのに、レース2は通常のスタンディング形式でスタート。PM15：00、28周の決勝レース2がスタート…と思いきや、5番グリッドの小林可夢偉のマシンのフロントブレーキ付近から発火。スタートはディレイになり、原因となった可夢偉は最後尾に回されることに。
4番手から抜群のスタートを決めた中嶋一貴が1コーナーのインから並びかけるも及ばず、TEAM 無限 山本尚貴がトップを堅守。10周目に野尻智紀、翌周にはアンドレ・ロッテラーが相次いでマシントラブルのため戦線離脱。石浦の真後ろ5番手まで順位を上げていたDRAGO CORSE 小暮卓史は、13周目のシケインでジェームス・ロシターに追突されてコースオフ＆ポジションダウン。
山本尚貴が危なげない走りでトップチェッカー。自身にとってもHONDA勢にとっても今季初勝利、ブリヂストンタイヤの有終の美を飾りました。中嶋一貴、J・P・オリベイラ、石浦宏明が続き、小暮卓史は7位入賞。最下位からオーバーテイクを重ねた小林可夢偉は9位フィニッシュ。レース1とは異なる顔ぶれが表彰台に並んだレース2の結果、P.MU/CERUMO・INGING 石浦宏明が2015年スーパーフォーミュラのドライバーズタイトルを獲得しました。
ホスピタリティテラスでチェッカーを見届けた後は、階段を駆け下りて雨が降りしきる表彰台下のピットレーンへ。和やかなセレモニーとピットビル2Fのホスピタリティラウンジで開催された恒例のシーズンエンドパーティとを楽しみ、PM19：00にはセンターハウスに呼んでいたタクシーに乗り込んで近鉄白子駅へ。
2015年のスーパーフォーミュラはこれにて終了。「全日本スーパーフォーミュラ選手権」に改称され、YOKOHAMA ADVANタイヤのワンメイクとなる2016年。今シーズンを上回る面白さのドライバーズレースが展開されることを願うばかりです。
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