2016年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 第7戦 鈴鹿サーキット 2016.10.29-30
＃34 小暮卓史 DRAGO CORSE
＃34 小暮卓史 DRAGO CORSE
＃34 小暮卓史 DRAGO CORSE
＃34 小暮卓史 DRAGO CORSE
＃37 中嶋一貴 VANTELIN TEAM TOM’S
＃37 中嶋一貴 VANTELIN TEAM TOM’S
＃37 中嶋一貴 VANTELIN TEAM TOM’S
＃36 アンドレ・ロッテラー VANTELIN TEAM TOM’S
＃36 アンドレ・ロッテラー VANTELIN TEAM TOM’S
＃8 小林可夢偉 SUNOCO Team LeMans
＃8 小林可夢偉 SUNOCO Team LeMans
＃41 ストフェル・バンドーン DOCOMO TEAM DANDELION RACING
＃41 ストフェル・バンドーン DOCOMO TEAM DANDELION RACING
＃41 ストフェル・バンドーン DOCOMO TEAM DANDELION RACING
＃40 野尻智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING
＃16 山本尚貴 TEAM 無限
＃16 山本尚貴 TEAM 無限
＃11 伊沢拓也 REAL RACING
＃11 伊沢拓也 REAL RACING
＃10 塚越広大 REAL RACING
＃64 中嶋大祐 NAKAJIMA RACING
＃3 ジェームス・ロシター KONDO RACING
＃1 石浦宏明 P.MU/CERUMO・INGING
＃1 石浦宏明 P.MU/CERUMO・INGING
＃2 国本雄資 P.MU/CERUMO・INGING
ヘアピンコーナー
グリッドウォーク DRAGO CORSE
小暮卓史 DRAGO CORSE
小暮卓史 DRAGO CORSE
中嶋一貴 VANTELIN TEAM TOM’S
アンドレ・ロッテラー VANTELIN TEAM TOM’S
小林可夢偉 SUNOCO Team LeMans
ストフェル・バンドーン DOCOMO TEAM DANDELION RACING
国本雄資 P.MU/CERUMO・INGING
レース2 スターティンググリッド
ストフェル・バンドーン DOCOMO TEAM DANDELION RACING
国本雄資 P.MU/CERUMO・INGING
国本雄資 P.MU/CERUMO・INGING
決勝日 夕景
阿比留夏海さん・中村奏絵さん・黒崎まゆさん・宮本サキさん・乙幡紗紀さん・木村理恵さん
藤木由貴さん・蒼怜奈さん
藤井みのりさん・瀬野ユリエさん
2016年 スーパーフォーミュラ最終戦、第15回 JAF鈴鹿グランプリの開催された三重県・鈴鹿サーキットに行ってきました。
シリーズタイトルを獲得したのは、P.MU/CERUMO・INGING 国本雄資。レース1を制した国本は、SCが2回導入された荒れたレース2でも6位に入賞。予選で下位に沈んだポイントリーダーの IMPUL 関口雄飛を逆転すると、両レースで2位に入り3pt差にまで詰め寄ったTOM'S アンドレ・ロッテラーをも抑えきって、見事にチャンピオンの栄冠を手にしました。
スーパーフォーミュラ最終戦にしては珍しく、好天に恵まれた予選土曜日。
AM7：30、近鉄白子駅前発の満員の三重交通臨時バスに乗り込み、1ヶ月ぶりの鈴鹿サーキットへ。AM8：15、S-PLAZAの手前まで伸びた行列最後尾について入場。カートコース横を経由して向かったのはおなじみのヘアピンコーナーです。気温22℃。青空は広がっているものの雲の流れが速く、陽が差したり陰ったり光量がコロコロ変わるコンディション。F1で3日間通ったヘアピンコーナー立ち上がり、常設席下のカメラマンエリア中程に陣取り、AM9：10のフリー走行開始を待ち構えました。
このセッションでトップタイムをマークした P.MU/CERUMO・INGING 石浦宏明に0.082秒差で続いたのは、DRAGO CORSE 小暮卓史。幸先の良いスタートに期待が高まります。以下、アンドレ・ロッテラー、関口雄飛、小林可夢偉が続きました。
予選日の観客数は13,000人。ストフェル・バンドーンのサイン目当ての大行列を横目にしながらピットウォークを束の間楽しんだ後は、最終コーナースタンドで牛すじ唐揚カレーをパクつき、彼方のヘアピンまでトンボ返り。いつになく風が強く、この後の走行が案じられるほど。
気温22℃。予定より5分遅れのPM14：20、ノックアウト予選がスタート。Q1で1'37.453、Q3で1'37.026をマークして、決勝両レースのポールポジションを獲得したのは P.MU/CERUMO・INGING 石浦宏明。小暮卓史はQ1を8位で通過するも、Q2では12位に留まりQ3進出ならず。結果、レース1のグリッドは、石浦・国本・野尻・ロッテラー・バゲット・一貴、レース2は石浦・バンドーン・国本・野尻・ロッテラー・一貴 となりました。
気持ちの良い青空の広がった決勝日曜日。AM7：30、近鉄白子駅前からタクシーに乗り込んで、サーキットのパドックエリアへ直行。例年の最終戦同様、開放されたピットビル3階のホスピタリティテラスに終日陣取り、決勝2レースとグリッドウォーク、シーズンエンドセレモニーとを楽しむことに。
気温17℃。AM9：45、19周のレース1がスタート。抜群のスタートを決めたP.MU/CERUMO・INGING 国本雄資がトップチェッカー。ポイントリーダーに躍り出ます。以下、アンドレ・ロッテラー、石浦宏明、野尻智紀、中嶋一貴が続き、8番手スタートの小暮卓史は2周目の1コーナーでストフェル・バンドーンをアウトからかわして、そのまま7位フィニッシュ。そのバンドーンに14周目のシケインで追突した関口雄飛には、レース後30秒加算のペナルティが科せられ18位。星野IMPULらしからぬチームオーダーの甲斐なくレースを終えることに。
決勝日の観客数は21,000人。ピットビルの影がメインストレートをすっかり覆ったPM14：45、タイヤ交換が義務付けられた35周のレース2がスタート。
1コーナーで石浦をかわしたDOCOMO DANDELION ストフェル・バンドーンが今季2勝目。伊沢拓也と山本尚貴のクラッシュによる2度のセーフティーカー導入をものともせず、日本最後のレースを制し有終の美を飾ってみせました。ロッテラー、石浦が続き、6位に入った国本雄資がスーパーフォーミュラ初戴冠。 Team LeMans 小林可夢偉は7位入賞＆今シーズン初ポイントを漸く獲得。DRAGO CORSE 小暮卓史は上位のリタイアにも助けられて9位フィニッシュ。2〜5戦のノーポイントが響き、年間順位13位で今シーズンを終えました。
バンドーンのトップチェッカーを見届け、表彰式に間に合うように表彰台下のピットレーンへ。和やかなセレモニーを楽しんだ後は、シリーズパドックパス最大の特典、最終戦恒例のシーズンエンドパーティへ。
混戦の2016年シーズンはこれにて終了。レース後にアンドレ・ロッテラーの去就が報じられるなど、来シーズンのドライバーラインナップが気掛かりではありますが、兎にも角にも今年以上の白熱した戦いが全レースで繰り広げられることを期待せずにはいられません。
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