ＳＵＰＥＲ ＧＴ 第8戦 ツインリンクもてぎ MOTEGI GT 250km Race 2014.11.15-16
＃100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT 小暮卓史
＃100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT 小暮卓史
＃100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT 小暮卓史
＃100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT 武藤英紀
＃23 MOTUL AUTECH GT-R ロニー・クインタレッリ
＃23 MOTUL AUTECH GT-R ロニー・クインタレッリ
＃23 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生
＃23 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生
＃18 ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT 山本尚貴
＃18 ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT 山本尚貴
＃18 ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT 伊沢拓也
＃18 ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT 伊沢拓也
＃46 S Road MOLA GT-R 本山哲
＃46 S Road MOLA GT-R 本山哲
＃46 S Road MOLA GT-R 本山哲
＃46 S Road MOLA GT-R 柳田真孝
＃36 PETRONAS TOM'S RC F 中嶋一貴
＃36 PETRONAS TOM'S RC F 中嶋一貴
＃36 PETRONAS TOM'S RC F 中嶋一貴
＃36 PETRONAS TOM'S RC F ジェームス・ロシター
＃36 PETRONAS TOM'S RC F ジェームス・ロシター
＃32 EPSON NSX CONCEPT-GT 中嶋大祐
＃32 EPSON NSX CONCEPT-GT 中嶋大祐
＃32 EPSON NSX CONCEPT-GT ベルトラン・バゲット
＃19 Weds Sport ADVAN RC F 脇阪寿一
＃19 Weds Sport ADVAN RC F 脇阪寿一
＃37 KeePer TOM'S RC F アンドレア・カルダレッリ
＃37 KeePer TOM'S RC F 伊藤大輔
＃17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT 塚越広大
＃17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT 塚越広大
＃1 ZENT CERUMO RC F 立川祐路
＃8 ARTA NSX CONCEPT-GT 松浦孝亮
＃12 カルソニック IMPUL GT-R 安田裕信
ヘアピンコーナー
NISMO 松田次生 & ロニー・クインタレッリ
NISMO 松田次生 & ロニー・クインタレッリ
NISMO 松田次生 & ロニー・クインタレッリ
千葉悠凪さん・白渚悠さん
岩瀬香奈さん・坂本くるみさん
犬飼ゆきなさん・佐崎愛里さん
春菜めぐみさん・千葉悠凪さん
これ以上ない好天に恵まれた2日間。2014年 スーパーGT 第8戦の開催された栃木県・ツインリンクもてぎに行ってきました。
GT500の車両規定が大きく変わった今シーズンのスーパーGTもついに最終戦。ドライバーズチャンピオンを獲得したのは、MOTUL AUTECH GT-R 松田次生＆ロニー・クインタレッリ。ランキングトップで臨んだPETRONAS TOM'Sを逆転して、日産ワークス NISMOにとって2008年以来6年ぶりのタイトルをポールトゥフィニッシュで決めて見せました。
快晴の予選土曜日。
AM7：00、サーキット南ゲートから入場し、東エントランスに程近いまだガラガラのS2指定駐車場へ。外周ルートバスを終点のV字コーナーで降車して、目指したのは最果てのヘアピンコーナー。気温10℃。日差しの当たらないコーナー立ち上がり側はかなり肌寒く、フリースの上からダウンを羽織って完全防寒装備。
AM9：00、2時間の練習走行がスタート。EOS KISS X3にEF100-400mmレンズを取り付けて、280～300mm程度の望遠、シャッタースピード1/160で朝日に輝くマシンを追随。DTMと同仕様のカナードと幅の狭いリヤウイングが取り付けられた 「ハイダウンフォース仕様」 を目にするのは最終戦にして初めて。セッションはMOTUL AUTECH GT-Rを筆頭に、4位までをGT-R勢が独占。RAYBRIG NSX CONCEPT-GTは12位にとどまりました。
この日の観客数は15,500人。PM12：00、相変わらず大混雑のピットウォークを楽しんだ後は、再び外周バスでヘアピンにトンボ返り。気温15℃。美しい秋の空が頭上に広がったPM13：30、ノックアウト予選 Q1がスタート。
ZENT CERUMO RC F 立川祐路が4コーナー先でストップしたことで、セッションは赤旗中断＆仕切り直し。Q2で1'38.258をマークしてポールポジションを獲得したのは、MOTUL AUTECH GT-R ロニー・クインタレッリ。S Road MOLA GT-R 本山哲、ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT 山本 尚貴、PETRONAS TOM'S RC F 中嶋一貴が続き、RAYBRIG NSX 小暮卓史はQ1ノックアウトの9番手。
サーキット周辺の田畑にうっすら霜が降るほど冷え込んだ決勝日曜日。
AM8：00の観戦ゲートオープンに間に合うように、誘導待ちの車がズラリと並んだ南エリア駐車場横を通過して、VIP気分でS2指定駐車場へ。日差しが眩しいグランドスタンド席でコンビニおにぎりをパクつきつつ30分間のフリー走行を楽しんだ後は、ファンでにぎわうパドックエリアに移動。AM10：30、最終ビクトリーコーナー側にまで伸びた大行列の最後尾についてピットウォークへ。
決勝日の観客数は32,000人。気温16℃。ヘアピンコーナー立ち上がりの斜面下の手すり沿いには、白レンズの大砲を手にしたアマチュアカメラマンたちが鈴なり状態。通常のスケジュールに比べるとずいぶんと早いAM11：50、決勝前8分間のウォームアップ走行がスタート。
PM13：00、栃木県警のパトカーと白バイの先導によるパレードラップに続いて、250㎞・53周の決勝レースがスタート。ホールショットを奪ったのは、MOTUL AUTECH GT-R ロニー・クインタレッリ。S Road MOLA GT-R 柳田真孝、ウイダー モデューロ NSX 山本尚貴が続き、ミシュランタイヤを履く3台が後続を引き離す序盤の展開。
オープニングラップの130Rで、ポイントリーダーのPETRONAS TOM'S RC F ジェームス・ロシターにカルソニック IMPUL GT-R J・P・オリベイラが接触。ロシターはマシンの右フロントを破損しポジションダウン。オリベイラの蛮行には当然ペナルティ。
7番手のRAYBRIG NSX 小暮卓史は中団グループから抜け出すだけの速さが見られず、13番手から順位を上げてきたKeePer TOM'S RC F アンドレア・カルダレッリらにオーバーテイクを許すなど大苦戦。
後続に52秒もの大差をつけて、MOTUL AUTECH GT-R 松田次生がトップチェッカー。今季2勝目を挙げて、見事に逆転でチャンピオンを獲得。KeePer TOM'S RC F 伊藤大輔、ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT 伊沢拓也が続き、3メーカーが表彰台を分け合う結果に。柳田の黄旗追越し＆ペナルティストップ10秒を挽回したS Road MOLA GT-R 本山哲は5位フィニッシュ。25周目に小暮からバトンを受けたRAYBRIG NSX 武藤英紀は、レース終盤PETRONAS TOM'S RC F 中嶋一貴を抜き去り8位に終わりました。
ヘアピンコーナー立ち上がりでウイニングランを見届けた後は、遥か彼方のグランドスタンドまで急ぎ足で移動。かろうじて日没前に始まったGT500クラスの表彰式と引き続き行われたシリーズ表彰とを楽しみ、S2駐車場⇒東ゲート⇒大渋滞の北関東道＆東北道ルートで家路につきました。
RAYBRIG NSX CONCEPT-GT 小暮卓史はポイントランキング14位。最高位は第3戦オートポリスと第6戦鈴鹿の6位という何とも残念なシーズンに。
来る2015年、HONDAには 「ミッドシップ＋ハイブリッド」 への性能調整を跳ね返すくらい速いマシンを作ってもらうか、そうでなければ潔く 「NSXのアイデンティティ」 などという拘りを捨てて、GT500統一車両規定に準拠したFRマシンで戦う選択をしてくれることを願わずにはいられません。
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