ＳＵＰＥＲ ＧＴ 第2戦 富士スピードウェイ FUJI GT 500km Race 2016.5.3-4
＃17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT 小暮卓史
＃17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT 小暮卓史
＃17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT 小暮卓史
＃17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT 塚越広大
＃46 S Road CRAFTSPORTS GT-R 本山哲
＃46 S Road CRAFTSPORTS GT-R 本山哲
＃46 S Road CRAFTSPORTS GT-R 本山哲
＃46 S Road CRAFTSPORTS GT-R 千代勝正
＃1 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生
＃1 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生
＃1 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生
＃1 MOTUL AUTECH GT-R ロニー・クインタレッリ
＃1 MOTUL AUTECH GT-R ロニー・クインタレッリ
＃100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT 山本尚貴
＃100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT 伊沢拓也
＃15 DRAGO MODULO NSX CONCEPT-GT 武藤英紀
＃36 au TOM'S RC F 伊藤大輔
＃37 KeePer TOM'S RC F ジェームス・ロシター
＃6 WAKO'S 4CR RC F アンドレア・カルダレッリ
＃38 ZENT CERUMO RC F 立川祐路
＃38 ZENT CERUMO RC F 石浦宏明
＃12 カルソニック IMPUL GT-R 安田裕信
プリウスコーナー
オープンピット ＃1 MOTUL AUTECH GT-R
オープンピット ＃17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT
メインストレート
＃17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT 小暮卓史
市原彩花さん・森脇亜紗紀さん
千葉悠凪さん・瀬野ユリエさん
2016 カルソニックレデイ 鈴川亜美さん・大塚歩美さん
青山由美子さん・中村奏絵さん
丸山帆成美さん・水谷望愛さん
荒井つかささん・鈴川亜美さん
ゴールデンウィークの風物詩。今年もスーパーGT 2016年 第2戦 「 FUJI GT 500kmレース」 の開催された静岡県・富士スピードウェイに行ってきました。
波乱に富んだ決勝は、4番手からスタートした＃1 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生＆ロニー・クインタレッリが開幕戦岡山に続いて2連勝。RAYBRIG NSXのタイヤバーストに端を発するSC導入がくっきり明暗を分けたレースとなってしまいました。
薄曇りの予選日。AM6：00、サーキット東ゲートに到着。車列に続いて既に2/3程度が埋まったP7駐車場へ。AM7：00に始まったオープンピットで3月の公式テスト時とあまり変わり映えのしない富士仕様のマシンを概観した後は、グランドスタンド裏のイベント広場のショップを見て回り、総合案内所で富士スピードウェイ50周年記念冊子を入手。のんびりプリウスコーナーへと移動。
AM9：00、白いヒメジョオンが咲き乱れる斜面上に陣取り、公式練習の定点撮影スタート。いつもどおりキヤノンEOS KISS X3に旧型 EF100-400㎜レンズを取り付けて、400㎜の望遠端。シャッタースピード1/160、露出補正-1。このセッションでトップタイムをマークしたのはカルソニックIMPUL GT-Rでした。
PM14：30、風が強まり、体感温度は一気に低下。コースレコードとなる1'27.453をマークして予選Q2でポールポジションを獲得したのは、カルソニックIMPUL GT-R J・P・オリベイラ。S Road CRAFTSPORTS GT-R 本山哲、ZENT CERUMO RC F 立川祐路、MOTUL AUTECH GT-R ロニー・クインタレッリが続きました。苦戦が予想されたHONDA勢ではDRAGO MODULO NSX 武藤英紀が6番手と健闘。KEIHIN NSX 塚越広大は13番手でQ1敗退。小暮卓史の出番はなく終わりました。
春の嵐が吹き荒れた決勝日の早朝。夜半から降り始めた雨と風が強まる中、富士吉田のホテルを出発。無事にサーキットにたどり着き、前日と同じP7駐車場へ。ワイパーを止めると、洗車機の中にでも入れられたかのような有様。ルーフを叩く雨音をBGMにウトウトしていると、俄かに周囲が明るくなり、AM7：00を過ぎた頃にはさっきまでの大雨が嘘のような青空の広がる五月晴れに様変わり。
路面がほぼ乾いたAM8：30、朝のフリー走行はピットビル屋上から。ピットストップ＆ドライバー交代練習をIXYで連続撮影。この日の観客数は50,100人。AM11：45、わずか40分間のピットウォークはいつもながらの大混雑。KEIHINピットで今回のレースが記念すべきGT参戦100戦目となる小暮選手からサインをもらい、ストレート上に分離された各チームのレースクイーンを撮影しながら最終コーナー側のゲートから退去。真っ白な雪を冠した霊峰富士の優美な姿を眺めつつ、PM12：50スタートのウォームアップ走行に間に合うように再びプリウスコーナーへ。
気温24℃。相変わらず風は強いものの、澄み切った青空が広がる好コンディション。PM14：00、110周・500㎞の決勝がスタート。
72周目の100RでRAYBRIG NSX 伊沢拓也のリアタイヤが突然バースト。破片回収のためセーフティーカーが導入されると、トップを走るカルソニックIMPUL GT-Rのリードは帳消しに。ZENT CERUMO RC F 石浦宏明をかわして2位に順位を上げていたS Road CRAFTSPORTS GT-R 千代勝正は、SC中に禁止されているピットインを敢行。その後本山哲が90秒のペナルティストップを科せられて万事休す。ZENT石浦もリスタート時にガス欠に見舞われ、目の前のプリウスコーナーでストップ。
第2スティントを担当したKEIHIN NSX 小暮卓史は9位で塚越広大にバトンを渡すも、その塚越は昨年のチームメイト DRAGO MODULO NSX 武藤英紀と93周目の最終コーナーで同士討ち。共にリタイア＆ノーポイントに終わりました。
レース残り4周となった107周目の100Rで、伊沢同様にカルソニック GT-R オリベイラの左リアタイヤがバースト。一度はオリベイラにかわされたMOTUL AUTECH GT-R ロニー・クインタレッリが逆転でトップチェッカー。ライバルチームの相次ぐ自滅を尻目に、松田次生＆ロニー・クインタレッリは開幕戦に続く2連勝。DENSO KOBELCO SARD RC F ヘイキ・コバライネン＆平手晃平、KeePer TOM'S RC F ジェームス・ロシター＆平川亮が続きました。
チェッカー直後、未だ8割方車両が残るP7駐車場をスムーズに脱出し、表彰式の様子をカーラジオで聞きながらPM17：00過ぎには西ゲートから帰路へ。朝の嵐で行楽客の出足が鈍ったかせいか、高速道路の上り渋滞が例年以下だったのは幸いでした。
熊本地震の影響により、2週間後に予定されていたオートポリス戦の中止が正式にアナウンスされたスーパーGT。第3戦に繰り上がったスポーツランドSUGOは、昨年唯一HONDAが勝利したサーキット。自らが蒔いた種が原因で苦杯をなめ続けている今シーズンのHONDA NSXですが、次戦こそは2戦分のウエイトを積んだ日産GT-Rとレクサス RC Fに一矢を報いてもらいたいところです。
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