ＳＵＰＥＲ ＧＴ 第3戦・第8戦 ツインリンクもてぎ MOTEGI GT GRAND FINAL 2016.11.12-13
＃17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT 小暮卓史
＃17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT 小暮卓史
＃17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT 小暮卓史
＃17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT 小暮卓史
＃17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT 小暮卓史
＃17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT 塚越広大
＃46 S Road CRAFTSPORTS GT-R 本山哲
＃46 S Road CRAFTSPORTS GT-R 本山哲
＃46 S Road CRAFTSPORTS GT-R 本山哲
＃46 S Road CRAFTSPORTS GT-R 千代勝正
＃1 MOTUL AUTECH GT-R ロニー・クインタレッリ
＃1 MOTUL AUTECH GT-R ロニー・クインタレッリ
＃1 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生
＃1 MOTUL AUTECH GT-R 松田次生
＃100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT 山本尚貴
＃100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT 山本尚貴
＃100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT 伊沢拓也
＃100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT 伊沢拓也
＃39 DENSO KOBELCO SARD RC F ヘイキ・コバライネン
＃39 DENSO KOBELCO SARD RC F ヘイキ・コバライネン
＃39 DENSO KOBELCO SARD RC F 平手晃平
＃38 ZENT CERUMO RC F 石浦宏明
＃38 ZENT CERUMO RC F 石浦宏明
＃15 DRAGO MODULO NSX CONCEPT-GT 武藤英紀
＃15 DRAGO MODULO NSX CONCEPT-GT 武藤英紀
＃36 au TOM'S RC F 伊藤大輔
＃36 au TOM'S RC F ニック・キャシディ
＃64 EPSON NSX CONCEPT-GT 中嶋大祐
＃6 WAKO'S 4CR RC F アンドレア・カルダレッリ
＃12 カルソニック IMPUL GT-R 安田裕信
ヘアピンコーナー
2017 HONDA NSX-GT
荒井つかささん・今井緑さん
市原彩花さん・鈴川亜美さん
千葉悠凪さん・蒼怜奈さん
佐崎愛里さん・丸山帆成美さん
林紗久羅さん・早瀬あやさん
鈴川亜美さん・瀬野ユリエさん
2016年スーパーGT最終戦の開催された晩秋の栃木県・ツインリンクもてぎに行ってきました。
熊本地震の影響で中止になった第3戦オートポリスの代替戦が土曜日に、本来の第8戦が日曜日に行われるという異例の2レース開催。2016年のシリーズタイトルを獲得したのは、DENSO KOBELCO SARD RC F ヘイキ・コバライネン＆平手晃平。開幕からポイントリーダーの座を守り続けてきたNISMO、MOTUL AUTEC GT-R ロニー・クインタレッリ＆松田次生を逆転して、ドライバーズ＆チームチャンピオン、2つの栄冠を手にしました。
レース直前の11月8日にHONDAから発表されたのは、道上龍監督率いる DRAGO MODULO HONDA RACING （スーパーGT） および DRAGO CORSE （スーパーフォーミュラ） 参戦終了との報。これには絶句。参戦も急なら撤退も急。かつてのスーパーアグリF1撤退時と同様の、曰く言い難い寂しさを感じずにはいられないショッキングな出来事でした。
サーキットへの道すがら、幾度となく真っ白な霧に包まれた土曜日早朝。AM6：00過ぎに南ゲートに到着し、誘導に従って広大なS7駐車場へ。暫し仮眠した後、おなじみのヘアピンコーナー立ち上がりまでのんびり徒歩移動。
前日の雨のせいで路面はウェット。気温11℃。AM8：35、第3戦の予選がスタート。わずか15分間のセッションで今季初ポールを獲得したのは、DENSO KOBELCO SARD RC F ヘイキ・コバライネン。佐々木大樹、ニック・キャシディ、山本尚貴が続き、MOTUL GT-R 松田次生はまさかの12番手、KEIHIN NSX 小暮卓史はタイヤの内圧に問題があったらしく13番手に終わりました。
ここ数日の寒さに比べると気温は高く22℃まで上昇。ホスピタリティガーデン内のブースに並んだ2017年仕様のGT500新型車両を概観し、押し合いへし合い大混雑のピットウォークを楽しんだ後は、昼食の温玉唐揚げ丼を手に、PM12：15のウォームアップ走行開始に間に合うようにヘアピンにとんぼ返り。
フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R 佐々木大樹＆柳田真孝がタイヤ無交換作戦を決めて今季2勝目。DENSO SARD RC F、au TOM'S RC Fが続き、S Road GT-Rは8位フィニッシュ。MOTUL GT-Rは三連覇赤信号の9位どまり。11位走行中だったKEIHIN NSX 小暮卓史は19周目のピット作業時にミッショントラブルが発生。塚越広大にバトンを渡すことなくレースを終えることに。
好天に恵まれた日曜日。この日もAM6：00には既に半分ほどが埋まったS7駐車場に到着し、観客ゲートオープンまでひと休み。AM8：40、第8戦の予選を雑草生え放題の1コーナー自由席エリアから観戦し、小暮選手らの今季GT参戦100戦を記念した 「グレイデッドドライバー」 表彰式の行なわれたピットウォークを楽しんだ後は、再び彼方のヘアピンコーナーへ。観客数は36,000人。ダウンヒルストレート沿いの斜面上はディレクターズチェアとレジャーシート、簡易テントで埋め尽くされて大盛況。
気温22℃。PM13：30、ウエイトハンデ0で争われる53周・250㎞の決勝がスタート。
DENSO KOBELCO SARD RC F ヘイキ・コバライネンがポールトゥウイン。WAKO'S 4CR、WedsSport、au TOM'S、KeePer TOM'Sと、トップ5をレクサスRC F勢が占めるワンサイドなレースに。タイヤ無交換作戦のS Road GT-R 本山哲は6位、MOTUL GT-R 松田次生が7位で続きました。
2周目にパスされたARTA 野尻のペースに付き合わされていたKEIHIN 小暮卓史は、19周目に塚越広大にバトンタッチ。結果HONDA勢最上位の11位、ドライバーズランキングも同じ11位で今年最後のレースを終えました。
まぶしい日差しが降り注ぎ、GTマシン撮影には絶好のコンディション。キヤノン EOS KISS X3 に EF100-400㎜ レンズを取り付けて、280～300㎜程度の望遠にセット。コーナー立ち上がりの手すり沿いにズラリと並んだアマチュアカメラマンらとともに定点マシン撮影を楽しみ、レース残り7周、DRAGO MODULO 武藤英紀リタイアのタイミングでヘアピンコーナーを後にし、Z席手前でコバライネンのウイニングランを見届けたところで完全撤収。PM15：30過ぎにはS7駐車場をスムーズに脱出できたものの、南ゲートを出た後は断続的な渋滞に辟易しながら、ガソリンの残量にヒヤヒヤしつつ真岡～北関東道～東北道ルートで帰路に。
日産 GT-R 5勝、レクサス RC F 3勝、HONDA NSX 0勝で幕を閉じた2016年のスーパーGT。来る2017年シーズンこそは、戦力が拮抗した新仕様のマシンを駆って、3メーカーが三つ巴の面白いレースを繰り広げてくれることを切に願います。
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